世代を超えてやってきた「ドラゴンボール」
ある日、きょうだいが「読んでみる?」と貸してくれたのは、泣く子もだまる少年マンガ「ドラゴンボール」。
なんと、ありがたいことに全巻セットでどーんと我が家へ到着しました。リアルタイム世代のワタシとしても、これは胸が熱くなる‥。

「パパ、これ何?」と興味を示したのは8歳の息子くん。アニメやゲームでなんとなく知ってはいたものの、物語の最初から最後まで読むのは初めてです。
「ためしに1巻から読んでみたら?」とすすめてみたところ、あれよあれよという間に読み進め、「パパ…ドラゴンボール、めちゃくちゃ面白い!!」と興奮気味。
おおお、やっぱりすごいドラゴンボール‥!!世代を超えて少年の心をつかんで離さないパワーに、親子で圧倒されました。
界王拳って、妄想してたよね
息子くんの隣で「ちょっとだけ…」と読み返し始めたパパも、気づけば手が止まらず。展開は知っているのに、やっぱり面白い!家事の手を止めてしまうくらい没頭してしまうドラゴンボールの魅力、恐るべし‥。
そんな中でふと思い出したのが、悟空の必殺技「界王拳」。
瞬間的にふだんの力を何倍にも引き出す技で、「界王拳2倍!3倍!10倍ーー!!!!」と気合を入れるあのシーン。
子どもの頃、誰もが真似して遊んだことがあるのでは?走るとき、重いものを持つとき、頭の中で「界王拳…!」と唱えてスピードアップした気になる…そんな妄想、ワタシもしてました。
仕事にこそ「界王拳」を!
実はこの「界王拳」、ビジネスにも応用できるという話があります。
思い出したのは中島聡さんの著書『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』。
著者は、10日間かかる仕事も最初の2日で8割終わらせる「界王拳的集中法」をすすめています。
やると決めたことに取り組んでいる間は、界王拳を使っているつもりで、電話にも出ない、メールも返さない、トイレも我慢して集中する。すごいですよね。
思いっきりまじめに「界王拳中にメールを返す必要がありますか?」という一文には、なるほど、説得力がある‥。漫画の中の技を、仕事術として使ってしまう発想が面白いし、どこか納得できます。
だから、ワタシも気合を入れたいとき、どうしてもやらなきゃいけないとき、頭の中で「かいおうけんっ!!」と野沢雅子さんの声を再生してみる。すると、少しだけ爆速で動ける気がするのです。(ただし乱発はできない)
息子くんとも言っています。「いざっていう時、界王拳つかおうぜ」。彼は「なにそれ~」と笑っていますが、パパは仕事中やマラソンに、まじめに応用するからね。
この夏、親子で一緒に「ドラゴンボール」を履修できて、よかった~!次はアニメか映画みよっと。
わくわくすっぞ。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫