目が覚めると、心地よい身体の痛みを感じて起き上がる。
スマホを手繰り寄せて、いそいそと写真やSNSを開くと、昨日の出来事が夢でなかったことがわかる。
「あぁ~、あれは現実だったんだ」
秋の月曜日の朝って、そんなこと多くないですか?
「起きたら身体がバッキバキでね」
「いや、意外とダメージは少なかったかも?」
なんていうのも、ランナーあるあるで、土日にレースが終わってもまだマラソンネタは続きます。
月曜日、それぞれの職場や学校や家庭に持って帰る、「マラソン走ったよ」の話。
こちら地元で開催された「金沢マラソン2023」も、無事に幕を閉じ翌日の朝を迎えました。
大会もその後の打ち上げも一日たっぷり満喫させていただいたのですが、その中で見た・聞いた・感動したことの情報量が多すぎて私の容量をオーバーし、まだぜんぜん整理できていません。
さて、ここからSNSのタイムラインをさかのぼったり、写真を見直したり、仲間のランナーさんの記録をチェックしたり、やることは盛りだくさん。
さらに、ランナーとして参加した人、ボランティアとして参加した人、沿道の応援として大会を観た人、それぞれの視点で何度でも味わえるのが、マラソン大会。
みんなで同じ体験をシェアできるってば、マラソンってなんてすばらしいイベントなんだろう!
世界で何が起こっていても、すくなくとも、マラソンが開催されたこの時間・この場所だけは人と人が手をつないで、感動を分かち合えたということが、尊いしありがたく思えます。
そして今回の金沢マラソン、我が家の妻も、おかげさまで無事に完走することができました。
これで、私と妻と、同じ日に同じフルマラソンのコースを走ったことになります。
これにより、たぶんこの先一生、二人で「2023年、あの時は…」って話ができるだろうと思います。
今回の大会、妻にとってはめちゃくちゃきつい記憶として残るかもしれませんが、私はゴールした妻の涙を死ぬまで忘れることはないでしょう。
彼女とシェアできた体験がひとつ増えたことが、私にとっても大きな宝物になりました。今日も妻とアレコレ話ができたらいいなぁ。
と言ってると、そろそろ妻が起きてくる!
きっと身体バッキバキで痛いだろうなぁ。そしてその第一声はなんだろう。。
「もうマラソンなんか、二度と走らんから!」かも??
今日はちゃんと職場に行けるかな?
月曜日、私も仕事の合間に余韻にひたろうっと!
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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