【雑記】忍法「この人、きっと… と想像をおよばせると、なんだか愛おしくなる」の術

私たち人間、どこに行っても人対人。

他人と接する中で、「なんだかこの人、苦手だな」と思うこと、あるじゃないですか。

そんな時、私が思い出す、オリジナルの心構えのようなもの。

それが、忍法「この人、きっと… と想像をおよばせると、なんだか愛おしくなる」の術

やり方はいたって簡単。「なんか苦手だな」と自分に緊張が走った時に、ひと呼吸おいて想像するのです。

「もしかしたらこの人、ピアニストさんかもしれない」

「もしかしたらこの人、ランナーさんかもしれない」

「もしかしたらこの人、英語ぺらぺらかもしれない」

具体的に自分の好きなフィールドとからめて、勝手にそんなことを妄想するんです。

実際に相手がそうであるかどうかは関係ありません。まったく当てはまらないことのほうが多いので、無理やりにでも勝手に思い込みます。

ですが、妄想してみるとあら不思議、とたんにその相手に軽率な態度をとったり無下にあしらったりすることはなくなります。むしろ、相手のことが愛おしくなります。

これ、なんででしょうね?

相手が自分と同じ趣味や価値観をもっているとなると、ふいにその人のことが気になる、距離が近くなる、というあの不思議な感覚を、意図的に作り出すという。

上の例はただの仮定・妄想なのですが、それでも「もしかしたらこの人…?」と思うだけで、お互いの距離を縮められるという効果があります。(※個人の感想です)

ちょっと何言っているかわからないですよね?

えぇ、私も自分で何を言っているのかわかりません。

ですが、思い返してみると、あまり良い印象でなかった人が、ある時ふいに自分と同じ趣味を持っていると知った時、どう感じますか?

急に親近感がわいて、それまでの非礼を詫びたくなる、みたいなことって、ありませんか?

なんなら、実際に相手が自分と同じフィールドに立っていて、しかも、自分より高いスキル(自分が渇望するスキル)を持っていることを知った日には…。

あの時の絶望感というか、焦燥感というか、劣等感というか、おなかの中をぐるぐる這い上がってくるアレ、わかります?入る穴を探したくなります。

だって、私も「なんか苦手だなこの人…」と思っていた人が、話の中で自分の好きな曲をピアノで弾けると知った時、ウルトラマラソンに挑戦すると知った時、英語がなんなく話せると知った時、リアクションに困ってしまいますもん。簡単に手のひらを返すのって、大人になってからはなかなかできないですよね。

だから思うんです。人のことなんて、たった一面知っているだけで、何がわかるのか

だからこそ、どんな人に対しても無礼・失礼・横柄な態度はとらないこと。ゆめゆめ忘れないように、と自分に言い聞かせるのです。

忍法「この人、きっと… と想像をおよばせると、なんだか愛おしくなる」の術

きっとこれは、なかなか伝わらない話でござる。

おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫

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