界隈で活躍する男性ミニマリストさんたち。
その多くは、ふさふさなヘアースタイルでキメてらっしゃいます。
もちろんそれぞれのこだわりがあると思うのですが、わたしは昨年から「もはや髪の毛もいらない!」と、丸坊主スタイルに切り替えました。
ズバッと刈ってしまうのはなかなか勇気がいりそうですが、やってみると意外と馴染むのと、おトクなことも多いので、シェアしたいと思います。
丸坊主スタイルのきっかけ
わたしは昨年から丸坊主スタイルを始めました。
きっかけは、ミニマリストを意識したことです。
初めは周りのモノやコトを整理し出して、ある程度すっきりしてきたら、次は自分の身体にも目が向くようになりました。
「はたして、このただ生えているだけの髪はいるのだろうか?」
「この先の人生、何に使うんだろうか?」
哲学的とも思える考察の中、だんだん家計簿にも目がいくようにもなりました。
自分で丸刈りスタイルにする前までは、毎月2回、1回1,200円の大手カット専門店に通っていました。
興味本位で、毎月の散髪代を試算してみると。。。
1回1,200円 → 1ヵ月2,400円 → 1年28,800円
40歳の今、残りの人生40年として、40年×28,800円=1,152,000円。
決してバカにならない金額ですよね。
これを単純に貯めるのでなく、年利3%で運用したと仮定すると、税引き後約190万円ほどになるようですね。
↓計算はこちらを参考にさせていただきました。
https://keisan.casio.jp/exec/system/1254841870
もちろん、40年後まで取り崩さないかは別として、単純な「チリツモ」のお話です。
こうして思い立って、丸坊主生活が始まったわけです。
バリカンカットで楽!
丸坊主カットといえば、バリカン!
単純なわたしはネットで検索。一番売れていそうな商品をポチりました。
今は充電式のバリカンが2,000円程度で買えるんですね。
もし壊れてもすぐに買い直せます。
幸い、半年以上使っていますが、まだまだ使えそうです。
昔のバリカンのと全然違って、今のは独りでも安全に簡単にカットできます。
あやまって頭を切ってしまうことはありません(笑)
部品の取り外しもそうじもらくちん。
最後の仕上げは、妻にちょちょいとやってもらっています(笑)
洗うのが楽!
丸坊主にすると、身体を洗うのもとにかく楽です。
わたしはボディーソープ1本ですべてを済ませています。
導入したボディソープはこちら。
これを使うようになってからは、「洗顔」「洗髪」「ひげそり」、もちろん身体を洗うのも、1本で完結するようになりました。
ひげそりは、長年使いなれていた泡のフォームを止めるとき、すこし躊躇はありましたが、意外となくても大丈夫。
このボディソープを泡立てておひげを剃って、ちゃんと保湿のケアをしてあげれば問題ありません。
今のところ半年ほど、これらの用途で使っていますが、だいたい3分の2ほどしか減っていません。
なんてコスパが良い!
それに加えて、シャンプーやコンディショナー、ひげそりの泡の在庫管理がなくなるのも助かります。
見た目を気にしなくなるので楽!
わたしにとって、髪の毛があることはもはや重要ではなくなった、ということに気づきました。
もちろん、20代の頃、結婚する前はそうはいきませんでした。
むしろ、超絶天然パーマのくりんくりん髪の毛、そのコンプレックスが強くて、あれやこれや手を加えていました。
ストレートパーマをあててみたり、色を抜いてみたり、ワックスでもしゃもしゃしてみたり。。。
結局、どれもしっくりこないまま、ここまできました。
しかし、結婚して子どもが生まれて、妻以外の異性にモテるという目的がなくなった今。
「最低限の清潔感だけ醸し出しておけば良いのではないか?」
と思いいたり、頭髪のこだわりをポイし、バッサリ切りました。
丸坊主であれば、頭髪を気にする必要もありません。
もちろん、初めは妻からもびっくりされましたが。。なんとか今はご理解いただいています。(と思います)
妻から愛されていれば、他の人にどう思われていても問題ない、と思います。
あくまで、妻から愛されていることを前提としてです(笑)
丸坊主、やるならいつ?
わたしが丸坊主にしたのは真夏の時期で、同僚からは「熱中症に気をつけてね」と心配されました。
それは帽子を被ったり日中のランニングを避けることで、それは防ぐことはできましたし、冬は冬で頭の寒さは慣れます(笑)
つまり、丸坊主は季節的にはいつでもスタートできます。
また、個人的には、タイミングもよかったのかなとも思います。
まずは、年齢がアラフォーだったということ。
そろそろ普通にしていても頭髪が薄い同級生も増えてきました。
そんな中、わたしがすっきりしたのは、先制攻撃でもあったわけです(笑)
そこから二番煎じのほうがやりにくいでしょ?
そして、もともとスポーツをしていて短髪だったので、やりやすかったということもあります。
徐々に短くしてきてからの、坊主頭、だったので、割と自然だったかもしれません。
あとは、まるっと坊主にしちゃうことで、いちおうキャラクターとしても馴染んできた感があります。
そうなってしまえばもう楽ですね。
コンプレックスだった部分をもはや考える必要もなくなり、楽に生きている、そんな気がします。
坊主生活を始めるなら。。。まさに今!と言えます。
ひとつの行動で長年ぶら下げていた肩の荷が下りることがある、ということを知りました。
もちろん、丸坊主ができるできないはそれぞれのキャラクターや状況によってあるかと思いますが、わたしの場合、丸坊主生活を選んだことにより、失うモノより、得られるモノのほうが圧倒的に大きかったので、まったく後悔はしていません。
髪型に対するミニマリスト的な考えが、すこしでも参考になれば嬉しいです。