まだまだ知らない妻の一面
妻と知り合ってから、もう10年以上が経ちます。それなりに一緒に過ごしてきたつもりでも、ふとした瞬間に「まだこんな一面があったのか」と驚かされることがたびたびあります。
今回びっくりしたのは、彼女のスケジュール管理の方法。以前から、彼女が手帳ですべての予定を管理していることは知っていました。ですが、まさか「自分の足跡を消していく」ように使っていたとは思いもしませんでした。
手帳が真っ白になるという衝撃
妻はどんな細かい予定でも、すべて手帳に書き込んで管理しています。「◯月◯日、○○する」など、本当に細かく予定やタスクを記録していく。そしてその内容を“終わったら消す”。
彼女が使っているのは、パイロット社の「フリクション」という消せる界隈では有名なペン。私はその存在こそ知っていましたが、自分では使ったことがありませんでした。
正直「書いた文字を消せるなんて、どうせ跡が残るんじゃないの?」と半信半疑。でも、実際に使ってみるとびっくり。跡も気にならず、気持ちよくスーッと消える。43歳、人生初の「目からウロコペン」でした。
そして妻のすごさは、ここから。スケジュールやタスクを終えるたびに、それを手帳からどんどん消していく。
つまり、手帳は使えば使うほど“白く”なっていくのです。年末には予定がぎっしり詰まった手帳になるどころか、まっさらな一冊に戻っているという……。
この話を聞いたとき、思わずその場で膝から崩れ落ちそうになりました。めちゃくちゃ面白い管理方法!!書いたことを終わらせ、消していき、最終的に「無」に戻す。なんというか、ある意味、禅のような美しさすら感じました。
私もフリクション生活、はじめました
正直、私は自分なりのスケジュール管理のやり方があると思っていました。でも妻のスタイルに触れたことで、「自分にも取り入れられることがあるんじゃないか」と思うようになり、今では仕事にもプライベートにもフリクションを使うようになりました。
書いて、消して、また書いて。自由自在。スケジュールの管理が、ただの「作業」から「楽しい時間」になったのです。こんなに便利なものを今まで使っていなかったなんて、もったいなかったとさえ思います。
ありがとう、妻。あなたのおかげで、僕の手帳も少しずつ「白く」なり始めています。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫