我が家の「デジタル化推進派」の実態
「キャッシュレス!」「ペーパーレス!」「クラウドで共有!」と日々仕事で言っている私ですが、先日、その実態が妻にばれました。
きっかけは、例の県外のマラソン大会に出かける直前、ふと「電車の切符、買ってないじゃん…」と気づいたこと。慌てて「今度の休みに駅で買ってくる」と妻にこぼすと、彼女は不思議そうな顔で言いました。
「え、ネットで買えば?」
…ああ、そうだよね。言われてみればその通り。でも私、駅のみどりの窓口で「フェイストゥフェイス」で切符を買う派なんです(ドヤ)。すると妻はぴんと来たようで、ひとこと。
「もしかして、ネットで買えないの?」
はい、図星です。実は私、旅行の計画を立てるのが大の苦手。「どの電車に乗って、どこで乗り換えて、どの時間がベストか」など、調べて決める自信がまるでないんです。
だから、デジタルデジタル言っている今でも、切符は駅に行って駅員さんに直接相談して買うスタイル。それが安心できるんです。
アナログ派なのにデジタルぶる
デジタル時代の旗振り役を自称している私ですが、旅行に関しては見事なまでのアナログ人間。そんな矛盾を「フェイストゥフェイス」なんて横文字でごまかそうとしたのが、完全に裏目に出ました。妻、爆笑。
「普段はITがどうとか言ってるのに、切符ひとつ買えないって(笑)」
確かに、完全にブーメランです。
そういえば私、旅行代理店に行ってもやることといえば、妻の後ろでうたた寝。いざ支払いになると、むにゃむにゃとカードを差し出すだけ。
旅行の段取りはいつも、すべて妻任せ。何時に出発して、どの電車に乗って、どこで昼食を取るかまで、完璧な計画を立ててくれる。その手際の良さには毎回感心しまくり、頼りまくり、なのです。
旅の主導権は、妻にあり
妻いわく、私が「ふんふん」と話を聞いているようで、実はまったく聞いていないことに、ようやく確信が持てたとのこと。
「でも、それでいいんじゃない?」と笑いながら言ってくれました。「うち、ちょうどいいパワーバランスだと思うよ」って。
確かに、私は方向音痴で、段取りも苦手。妻はそのぶん旅を完璧にプランニングしてくれる。私がやることといえば、カードを出すくらい。情けないと思いつつ、それでも「ありがとう」の気持ちは年々増すばかり。
心細い一人旅。今回は妻に頼らず、駅でおそるおそる切符を買って、マラソン走って、無事に帰ってきます。
※このネタ、妻にブログに書いていいよと言われました。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫