「ミニマリスト×ランナー」なんて看板を掲げて久しいのですが、これ、今だからこそしっくりきています。掛け合わせると両者の共通点がうまく作用するといいますか。
ミニマリズムでは、「限られた空間や時間の中でいかに効率よく生活するか」が重要なテーマだったりするじゃないですか。この考え方はランニングにも通じています。特に、限られた体力や時間を最大限に活かしながらトレーニングを積むことは、現代のランナーにとって重要なこと。
「いつ走るか」「どれくらいの距離を走るか」「どれくらいの負荷をかけるか」――これらの要素は特に頭を悩ませます。少なくとも私のように家族がいる身では、このバランスを何度も吟味しながら最適解を探る必要があると思っています。そしてこの試行錯誤は、現在進行形でもあるのです。
時間と距離をどうするか
独身でランナーとして意識が芽生えたばかりの頃、私は「走る時間が長ければ長いほど良い」と思っていました。ですが、結婚して子どもができて家族との時間が増えた時、走行距離や時間について見直しをすることになりました。これはある意味必然的だったと思います。
現在、私は仕事前に4~5kmほどを「毎日」走ることで心身のバランスを保っています。この距離を普通に続ければ、月間走行距離はおおよそ120km~150km、多くても200km程度。一般的なサブスリーランナーとしてはかなり短い距離だと思いますが、それでもフルマラソンで3時間を切ることができています。
限られたリソースを最大限に活かす
この経験から実感しているのは、「限られたリソースをどう工夫して活用するか」が成功の鍵だということです。自分の走行距離や練習時間が短いからといって諦める必要はありませんし、やり方次第で結果を出すことは可能だと断言します。(キリッ)
「やり方」といっても、私の場合、あまりがちがちなルールや練習計画はありません。ひとつだけ決めていることとすれば、「毎日」走ること。時間があっても、天気が良くても悪くても、「毎日」走る。たったそれだけのルールで、限られた時間を有効活用しているつもりです。
もちろん、練習の量や時間を否定するわけではありません。時間に余裕がある方や家族との時間をしっかり確保できる方は、たっぷり練習するのも良いと思います。ですが、忙しい中でも結果を出したい方にとっては、「少ない練習量でも結果を出すなにかしらの工夫」が大切ということだと思います。
具体的な工夫は日々つらつらとご紹介していますので、よろしければ過去記事を遡ってみてください。
ミニマリズム的ランニング
というかんじで、私のランニングスタイルは、まさにミニマリズムの考え方に基づいているのだと最近は思います。自分の看板に、嘘・いつわりなし!なんて偉そうに、すみません。
後付けになりますが、「ミニマリズム」と「ランニング」、掛け合わせたら、余計なことに時間やエネルギーを割かず、本当に大切なことに集中できてきたと実感しています。
ランニングでも家族との時間でも、この姿勢を貫くことでバランスを保てているのではないでしょうか。(妻をちらっと横目で見る)
バランス大事、バランス、いのち!
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫