忘れられない言葉「サクセスジャンキー」
ある日、ふとしたタイミングで観ていた中田敦彦さんのYouTube動画。恥ずかしながらどの回だったのかは思い出せませんが、ある一言が私の心にずっと残っているんです。それが「サクセスジャンキー」という言葉。
「ジャンキー」といえば、クスリやギャンブル、お酒、たばこ…いわゆる依存症をイメージする人が多いはず。なのに、それに「サクセス(成功)」がくっついている。この相反する単語の組み合わせ、妙にインパクトが強く、脳にピタッと貼り付いて離れません。
中田さんのセンスにはいつも驚かされますが、ご本人の口からぽろっと出たこの言葉は特に衝撃的でした。矛盾しているようで、めちゃくちゃリアル。
たしか動画の中では「一度成功を経験すると、その快感が忘れられず、また成功したくなる」みたいな流れだったと思います。記憶はあやふやだけど、とにかくこの言葉がずっと私の中でずっと響いているんです。
成功の味を知ったら、止まらなくなる
思い返してみると、私もまさに「サクセスジャンキー」かもしれない。一番わかりやすいのは、マラソンです。
最初は「完走できたら十分だよね」と軽い気持ちで出た大会。でも、練習の成果もあってか、思ったよりずっといいタイムが出たんです。
そのときの達成感といったら、もうたまらなくて。「あれ、もしかして自分、走れるんじゃない?」って、変なスイッチが入っちゃったんですよね。
そこからは坂道を転がるようにのめり込みました。もっと走りたい、もっと速くなりたい。タイムを縮めるたびに、自分がレベルアップしている気がして、それがまた楽しい。まるでゲームのように、記録という数字が自分のモチベーションをどんどん引き上げてくれる。
そしてその「できた!」という感覚が、マラソン以外にも波及していきます。ブログもそう、ピアノもそう。最初はうまくいかないけど、少しずつ手応えを感じられるようになると、「おっ、これも続けたらいけるかも!」という思考に自然と切り替わっていく。
これってまさに、成功という名の報酬が行動を連鎖させているんですよね。
小さな成功が人生を変える
もちろん、成功ばかりじゃありません。むしろ、うまくいかないことのほうが多い。でも、だからこそ、あのたった一度の「できた!」がどれほど尊いかがわかるんです。その快感を知っているから、また前に進める。悔しさも全部、次の挑戦の燃料に変えていく。
「サクセスジャンキー」という言葉は、ただ成功にハマっているというだけじゃない。失敗を受け入れたうえで、また立ち上がる力を持った人のことだと思います。
あの日の自分を超えたいという純粋な気持ち、昨日より1ミリでも前に進みたいという欲求。それが「依存」ではなく「情熱」だとしたら、それってすごく素敵なことじゃないですか。
中田さんが何気なく放ったたった一言。それがきっかけで、自分の行動が見えやすくなり、挑戦する勇気が増えました。
言葉との出会い、学びの機会はこちらから迎えていく。これからも私は、日々の暮らしの中で小さな「サクセス」を積み重ねていきたいと思うのです。
今日も小さなことを、こつこつと‥!
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫