パートナーのやっていることが、自分の習慣や考えとあわない時、ちょっと違和感を感じるものじゃないですか。
でも、長年いっしょに過ごしていてそんなの日常茶飯事。
本当は、大きな方向性だけ同じであれば、それ以上細かいところまでぴったり合わせる必要もないのに。
相手のすることに「むむむっ」反応してしまうのを、一呼吸おいてやり過ごす。
日々お互いにそんなことの繰り返しだと思うんです。
かくいう我が家でも私と妻と、思うところはたくさんあります。
結婚したての頃は、今よりもっと小言をストレートに言っていたかもしれない。
あれやこれや、こうしたら良いんじゃないかな?こうすべきだよ、と。
今思えば余計なお世話のオンパレード。
考えが浅く、その都度言い方が悪かったのか、お互いにぶつかることが多く、険悪なムードになることもしばしばありました。
ところが、最近はお互いにきちんと言葉を選ぶようになったためか、大きないざこざには発展しにくくなりました。
ここでご紹介したいのが、我が家で試行錯誤しながら、使ってみて効果的だった言葉。
それは、「怒らないで聞いてほしい」。
これ、単純すぎるかもしれませんが、効果は絶大なんです。
こちらはある日の私から妻へのメッセージ。
以前からお味噌汁を加熱しすぎて風味が飛んでいることが気になっていたので、なんとか気を悪くさせないように伝えたいなというワタクシ。
しょうもないことで!と笑ってくださってけっこうです(((^-^)))
しかし、このように伝えたことで、ありがたいことにわかってもらえました。
そして後日、妻から同じような手法でメッセージが届きました。
朝、早起きしてリビングの一角で明かりをつけて作業をしている私。
寝室に入る光が気になっていることで相談がありました。
そうか、そこまで気になっていたんだなと、反省しつつ、今後は別室にて作業することで、解決しました。
はっきり「怒らないで」と言われれば、そのとおりにしないといけません。
言いにくいことを伝える時、相手がなんとなく気を悪くするだろうな、と思ってしまうもの。
たしかに、私も妻に「このことを指摘したら、気を悪くするだろうな」と思うことがあります。上の調理方法はまさにそれ。
そこをあえて「怒らないで聞いてほしい」と一言添えるだけで、相手に与える印象は変わってくるようです。
また、毎日顔を合わせるのに伝えたいことをあえてメッセージにすることで、もうワンクッション置いてお願いを客観的に伝えることができるのです。
ただし、「怒らないで」には切り札的な要素があるので、乱発することはおすすめできません。
使いすぎると、相手に常套手段と思われてしまうかもしれませんので(^-^;
また、この「怒らないで」。単純にひとつの言葉だけを切り取って使うのではなく、さらに日ごろの感謝の気持ちも添えて、まっすぐに相手に伝えることが大切なのかなと思います。
いつもいっしょにいると忘れがちになりますが、何よりも思いやりをもって接すること、それありきですよね。
よーし、そんなわけで今日も一日、ケンカしま宣言!(我が家の妻との合言葉)
仲良くいこう(^○^)
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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