【生き方】ゼロをイチにできたらそれでいいじゃないの

やらなければいけないことと、やりたいことのはざまで

日々の生活の中には、「やらなければいけないこと」が山ほどありませんか?わたしも意識的に削ったり、絞ったりしても、仕事、家事、勉強、健康のための運動……挙げればきりがありません。

その一方で、「やりたいこと」も同じくらいあるもの。趣味や旅行、読書やスポーツ、新しい挑戦。けれど現実には、目標を掲げてもつまずいたり、諦めたり、途中で引き返したりすることの方が多いのではないでしょうか。

わたしも43年生きてきて、人生とは、そうした繰り返しの中にあるように思います。うん、きっとこれからもそう。

もちろん、継続して積み重ねられれば達成感があって、一日を気持ちよく終えられるのも知っている。ですが、「できなかった」と落ち込むのは、自分に対して優しくない態度だと思ったりします。

ゼロをイチにする、それだけ

やっぱり、大切なのは「すべてを完璧にこなすこと」ではなく、「せめてゼロをイチにすること」ではないでしょうか。

決めたことを思ったとおり完遂できなくても、ちょっとでも手をつけられたら、それだけで合格点にしてしまいませんか?甘すぎるくらが、良いのだと。

たとえば朝、何もしていないゼロの状態から、ほんの数分だけ勉強したり、部屋の一角を片づけたり。それだけでゼロがイチになります。いや、0.1でも構わないのです。

その一歩があるからこそ次につながりますし、自分を褒めていい瞬間だと思います。「やったね!」と心の中で拍手を送るくらいがちょうどいいのです。

高すぎるハードルをぐんと下げて、自分に優しく接する。それは決して甘やかしではなく、自分の機嫌を自分で取るための、大人としてのマナーともいえるのではないでしょうか。

わたしも引き続き不機嫌を巻き散らかすおじさんにならないように、自戒をこめて声に出したい。

今日もまた、ゼロから始めてみる

「ゼロをイチにできた」その事実だけで、もう立派に前進している。イチをニにできるかもしれない、そんな小さな期待が生まれるだけで毎日が、ぽっと明るくなる。

続けられなくてもいい、途中で止まってもいい。大切なのは「ゼロのままにしない」こと。

だから今日も、自分を責めず、まずはほんの少しでいいから手を伸ばしてみませんか。ゼロをイチにできただけで、それはすでに立派な成果。そう思えるだけで、きっと人生はもう少し生きやすくなるのだと思います。

おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫

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