7歳の息子くんが、彼の人生始まって以来、夢中になっているものがあります。
それが、ポケモン(ポケットモンスター)のアーケードゲーム、「ポケモンメザスタ」。
息子くんは最近ポケモンの「バイオレット」でポケモンデビューした後、ゲームセンターでこのゲームをプレイ。
そこからあれよあれよとドはまりすることになったのです。
この「ポケモンメザスタ」はモンスターが描かれた楕円形プラスチックの「タグ」を集めて、それを駆使してバトルを繰り広げるというもの。
「タグ」にはグレードの高いもの、レアなものがあるそうで、それを集める楽しみがあるといいます。
へぇ~、いろいろ戦略もあるんだね。パパさんもゲームの概要を勉強している最中です。
まだまだ始めたばかりの息子くん。
コレクションはこれくらいですが、それでも暇さえあれば広げて、さわって、攻守対応表を眺めては、ひとりそわそわしています。
そんな息子くん。パパママに、嬉しそうに「このタグはね…!」と熱弁してくれる、その目がきらきらしてるんです。
こんなにぺらぺら淀みなく説明するって、好きなものは人の語彙力を強烈に引き上げるのだなと、感心するほど。
そんな様子を見て、私は単純に「いいなぁ」と思うのです。
好きなモノを集める楽しさ、あるよね。どんどん増やしたいし、持っていると幸せだよね。
そんなモノが見つかって、よかったね!
だって、今や自称ミニマリストの私たちも、かつてはあれこれ収集に必死だったじゃないですか。
私も子どもの頃はビックリマンシールに始まり、カードダス、ガンプラ(プラモデル)、CD、流行っていたものは一通り集めていましたもん。
集めて集めて、満たされてましたもん。
それをよそに、何食わぬ顔でミニマリストの親をやっていますが、結局子どもは子ども。
彼らが好きなモノを集めて自分のこころを満たすなら、親にそれを無下にとがめる理由はあるのでしょうか。
もちろん、だからといって子どもに際限なく買い与えることはしませんが、親子できちんと話し合って好きなモノを応援していくことは、大切なことなのだと思うのです。
なんせ、子どもの好きなことに水を差すようなことはしない。
親として、自分がされていやなことを子どもにしない。
それだけは忘れないようにしたいものです。
たとえある日ぱたっと興味がなくなって、集めたものを放置していても良いじゃないですか。
だって、私たちだってそうだったのだから。
どんどん好きなモノを渡り歩く人生、それで良いのではないでしょうか。
そうやってたどり着いた今が、たまたま「コレクションしない生活」なだけなのですから。
よーし、次の休みにはパパさんもゲーセンでメザスタ応援するぞっ。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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