普通に出勤したところ、うっかり「5月1日」がなんの日か忘れていました。
ネクタイを締めなくて良い、ジャケットを羽織らなくて良い、らくちんな期間スタートです。
ネクタイを外そう
5月1日は、もはや恒例となった「クールビズ」開始の日。
ここから9月末までは基本的にノーネクタイ・ノージャケットでオッケー、です。
そこで毎年湧いてくる疑問。
「そもそもネクタイって必要?」
確かにネクタイそのものに何か特別な機能があるかというと実際はないのですが、古くから「フォーマル=ネクタイを締める」という考えが当たり前でした。
ネクタイをしていないと、「だらしない」「チャラい」「なんとなく信用が置けない」といった印象になるのでしょうか。
わたしも一時期は意地になって(?)、クールビズ期間でも通年ネクタイを締めていたことがあります。
「ビジネスマン、かくあるべし!」みたいな謎のこだわりで、涼しげな素材の細身のネクタイを選んでいたものです。
ところが、ミニマリスト気質になってからというもの、クールビズ期間は周りに倣ってネクタイは締めていません。
社会的に緩めて良いと言われれば、ありがたく緩めます。やっぱり身軽が一番。
年々こだわりが少なくなり、素直になってきたのかもしれません(笑)
ネクタイの数を減らしてみると
もともとネクタイは10種類ほど持っていたのですが、今は2本あればじゅうぶん足りています。
9割方同じネクタイで、ちょっと本気を出す日のみもう1本のネクタイ、というかんじです(笑)
実際ネクタイこそ、何を着けていようが誰に迷惑をかけることもないので、毎日同じでも問題ないと思っています。
ネクタイが汚れるのを防ぐには、タイピンを付ければほぼ大丈夫。
また、ネクタイの所有数を減らすと、今度は色や柄のついたワイシャツがいらなくなってきました。
ワイシャツを無地の白だけにしたところ、「今日はシャツとネクタイと、どの柄にしよう?」と組み合わせを考えることもなくなりました。
身もふたもない話、ネクタイやシャツを含め、毎日同じ格好でも、自分が思っている以上に誰も気にしていていないものです。
であれば、仕事に関する衣類もシンプルで良いのではないかと思っています。
仕事に関する衣類・アクセサリー
ちなみに、わたしの仕事中の衣類の所有数は以下のとおり。
- ジャケット 1着
- パンツ 2本
- 白シャツ 2枚 (夏でも長袖で半袖は着ない)
- 肌着 2枚
- 靴下 3足 (私服と兼用)
- ネクタイ 2本
- タイピン 1本
- ベルト 1本
- 腕時計 1本
- 革靴 1足
これで問題なく足りています。
逆に数が少ないからこそ、それぞれ汚れたり破損しないよう、気をつけるようになります。
あとは、毎日同じものを身につけているので、周りに不潔な印象を与えないように、だけはしています。
スーツはオーバーサイズにならないよう、オーダーメイドのものを着ています。
スーツカンパニーではリーズナブルな値段で作れるので、小柄でなかなか既製品のスーツではピッタリ合わないわたしにとってはありがたいです。
衣類のサイズがぴったり合うだけで、「なんだかちゃんとしてる感」が出るので不思議ですね。
腕時計は、もし故障してもすぐに買い替えができるように、安くてシンプルなものを選んでいます。
わたしが愛用しているのは、【Daniel Wellington】 ダニエルウェリントンの時計。
この時計、以前新聞に掲載されていた、中田英寿さんの広告のインパクトがすごくて、即購入したのを覚えています。
か、かっこいいー。。。
自分を持っている人は、身に着けるものがシンプルであればあるほど、自身が引き立てられるという良い例です。
こちらの時計は飽きのこないデザインなので、今後も使い続けると思います。
仕事着も全体的にシンプルに、清潔感のあるようにだけ注意すれば、本当はそれほど数はいらないことが分かってきました。
そこに意識を向ける時間・コスト・労力を、プライベートで本当に好きなことに費やせたらいいですよね。