最近、妻がよりミニマリスト化してきているような気がします。
もちろん、強要はしないようにしていますが、ミニマリスト気質のわたしの一番近くにいる彼女の中で、近頃何かが変わってきているようです。
妻、ミニマリストの予兆
今思えば、妻はもともとミニマリスト気質だったのかも?と思うことがあります。
それは、極端に家事をめんどくさがるところです。
ご本人の名誉のために補足すると、妻は身なりもきちんとしていて、真面目で誠実、どちらかというと潔癖の部類の人です。
だからこそ、掃除や食器洗いなど、毎日すべきことにエネルギーを取られないよう、出来るだけしないようにと常々思っています。
そういった思いから、彼女は注文住宅でマイホームを建てる際、プランニングの時点で強いこだわりを持っていました。
掃除の労力を軽減するために浴室やトイレの設備を省き、逆に洗い物を簡単にする食洗機は躊躇なく導入しました。
結果、「普通だったらいるモノ」を極力省きつつ、快適な家が出来上がりました。
特に、建物を二階建でなく、あえて平家にしたところは、わたしたち夫婦の中で本当によかったことのひとつです。
できるできないはあるかもしれませんが、注文住宅をお考えの方はこちらを参考にしてください。
妻の「めんどくさがり」な部分が結果的に自身のミニマリスト化につながってきたのだなと感じます。
ミニマリストが気になる妻
最近、妻がインスタを中心にミニマリストさんをチェックしているそうです。
どなたをチェックしているかは、あえて聞いてはいないのですが、いろいろ考えるヒントになっているようです。
特に、仕事などで行き詰まった時、ミニマリストさんのマインドを参考にしたり、ミニマリストグッズをチェックしています。
そういった気づきは、嬉しそうにわたしにも話してくれます。
その時は必ずと枕詞として、「わたしはまだミニマリストになりきれていないんだけど。。」と言いますが、わたしとしてはそんな謙遜はいらないと思います。
ご本人がミニマリストという生き方が少しでも気になったのであれば、もうすでに自称ミニマリストで良いと思います。
現に、妻は最近衣類を大量に処分して気持ちがすっきりした、と満足そうに話してくれました。
そうやって身の回りを整えて、自分の本当にフォーカスしたいことを楽しんでもらえたら、もう立派なミニマリストです。
なにより、彼女が自ら気づき、行動した結果、生き生きとしていることが夫としてとても嬉しく思えるのです。
ミニマリストしぶさんの本をプレゼント
わたしが読んで影響を受けた本を、妻にプレゼントしました。
ミニマリスト・しぶさんの「手放す練習」です。
わたしは電子書籍で読んだのですが、あえて紙ベースをお渡ししました。
しぶさんの大ヒット作「手ぶらで生きる。」に続いての2作目。
内容はミニマリスト初心者への導入から、中級者以上の方々向けのミニマリズムに踏み込んだ実践部分も網羅していて、とても学びがある一冊です。
一周回って(?)最近は紙の本が愛おしくてたまりません。もちろん、自宅に増やさないようにはしていますが。
妻もこつこつ読んでくれているようで、隙間時間があれば本をパラパラまくっています。
そして、妻自身からミニマリズムについて話してくれる機会が断然増えました。
何度も書いていますが、わたしとしては、ミニマリズムを家族に強要するつもりはありません。
ただ、最近は妻がミニマリズムを少しずつ自身の生き方に取り入れて、それをきっかけに前向きになってきているので、それはそれで良いことだと見守っています。
本当にそれが必要なのか?、自分にとってなくてはならないモノなのか?
あらゆるモノについて判断する際、自分でちゃんと考えて生きていく習慣を身につけることは、これからの時代を生き抜いていく土台となる力だと思います。
ミニマリズムがそのきっかけになってくれたら、わたしもミニマリストを指針として生きている意味があるのかな、とも感じます。
夫婦仲良くミニマリズムを実践し、お互いにさらに成長できたらいいなと思います。