「はたして、私の生きている意味とは??」
たまにそんなことを考えます。
別に病んでいるわけではないのでご安心ください(笑)
今は、その答えのひとつとして「家族に、心豊かに暮らすヒントを伝えたい」ということを心にとめています。
きっと、これが果たせたら私は本望です。
ありがたく、満たされた生活
おかげ様で、私自身、心身ともに満たされた生活を送らせてもらっています。
ありがたいことに働き口はあるし、ご飯も食べられるし健康な身体でいます。
家族もいて自分の好きなこともさせてもらっているので、何も不満がない、というのが正直な気持ち。
しかし、それもただ生きてきてここに至ったかというとそうでもなく、やはり生き方のベースを「ミニマリズム」に置いた生活に切り替えてから、毎日の質が劇的に変わったと感じます。
きっかけはミニマリスト・しぶさんでしたが、ミニマリズムを学んでいくと数珠繋ぎで多くのミニマリストさんから学ぶ機会を得ました。
まずは教科書通りにベーシックなミニマリズムを、慣れてきたら自分流にアレンジする日々。
身の回りのモノを最小限に、やりたいことは最大限に、意識的にそのバランスを調整したところ、今の満たされた生活にたどりついたのです。
もちろん今の生活がゴールではないので、きっとこれからも試行錯誤しつつ、その時々の自分のベストな状態に生き方をチューニングしていくのだと思います。
家族に、心豊かに暮らすヒントを伝えたい
このようにありがたくも満たされた生活を送っている私。
ここから人生で大きなことを成し遂げたいとは、特に思っていません。
ですが、せっかく私を選んでくれた妻や子ども、その他の家族には、自分が学んだ生きるヒントをすこしでも伝えていければ、それで良いなと思うようになりました。
もちろん、一番やってはいけないのが「考え方の強要」なので、相手に意見を押し付けないようには気を付けています。
私の実践しているミニマリズムも、私にはベストだとしても相手にとってはそうではないかもしれません。
あくまで、私がそれに取り組んで心豊かに生きられているだけで、人にとっては最適解にはならない、という場合もあるでしょう。
相手の気を悪くしないよう、周囲への伝え方にはじゅうぶん注意しています。
これ、人間関係における最低限のマナーです。
我が家のもうひとりのミニマリスト
そんな私のことを一番近くで見ている妻が、最近私の本棚の本を一冊手に取ってくれました。
ミニマリスト・佐々木典士さんの「ぼくたちは習慣で、できている」(ちくま文庫)です。
私もとても影響を受けた一冊で、妻には「この本を私の棺桶に入れてね」、と伝えています(笑)
それくらい私の人生を変えてくれた本なのです。
深くは詮索しませんが、きっと妻も自分自身の中で何かを変えたい、と思う気持ちが沸いてきたのだと察します。
そのうち、彼女の言動も変わってきたことに気づきました。
自分でいらないと判断したモノをごっそりゴミ袋にまとめて捨てたり、片づけたり。
私としては、できるだけ刺激しないよう、そっと陰から見守っているようなつもりです。
内心、「いいよいいよ~!」なんてスポーツの監督のような感覚ですが(笑)
そしてもうひとつ嬉しいのが、妻が最近読書が好きになってきた、ということ。
私が暇さえあれば本を読んでいるので、その影響を受けていると言ってくれました。
「図書館で好きな本を借りたら?」と聞くと、私の本棚に読みたい本がまだ何冊かあるので、別に借りなくても良いとのこと。
なるほど、私の読んだ本を読んでくれるのか。
すると、夫婦で同じ気づきがあるかもしれない。そんなことも嬉しく思いました。
そして「私の生活態度が妻の生き方にすこし影響を与えた」ということが、私の自己肯定感をさらに上げることにもつながっています。
こちらこそありがとう。。
なんとなく背中を見てもらえれば
そうやって妻の行動が変わってきたのも、私がやっていることをなんとなく視界の隅で見ていてくれたからこそ。
もしかすると、今後さらに成長していく息子くんも、パパさんがやっていることに関心をもってくれる日がくるかもしれません。
なんか、うちのパパ、モノはないし、いつも走ったり楽器触ったりしてるな、なんだか変だぞと気づく時が来るのでしょうか??(笑)
いいんです。そんなかんじで、なんとなくパパさんの背中を見てもらえれば。
パパさんが毎日楽しそうに生きている姿を見てもらって、息子くんにも好きなことを楽しんでほしい。
そのためのヒントは惜しみなく伝えていきたいな、と思っています。
物質的なモノはそんなに与えてあげられないかもしれませんが、楽しく暮らすヒントはたくさんストックしているつもりです。
息子くんが何か道に迷ったとき、ドラえもんのようにポケットからヒントを出してあげられたら良いなと(笑)
そんな妄想をしています。
自分が学んできたことが多くの人のヒントになるなんて、おそれ多くて大きな声では言えませんが、せめてこの家族という小さな単位で還元できたら、生きてきた意味が少しでもあるのかなぁ、なんて思うのです。
と言いつつ、こうやって公の場で発信するという、矛盾(笑)
いつかこのブログを家族に読んでもらう時が来るのが、楽しみなような、そうでもないような(笑)
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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