【性格の話】忘れ物・おっちょこちょいが治らない

わたしの基本的にぼーっとしている性格は、多分一生治りません。

よくここまでこの性格で生きてこられたなと、自分でも感心します。

こうやって緩く40年生きながらえてきたのも、控えめに言って周りの人たちのおかげでしかないです。

本当にそう思うこの頃。

目次

朝練で忘れ物

早朝、4月のお花見ラン以来のチーム金港堂の朝練に合流しました。

職場の上司にランニングチームの話をしたら、すぐに興味を持ってくださって、さっそく朝練でメンバーに紹介することになりました。

この日は犀川河川敷の往復ゆるゆるラン。集まったメンバーは16名。少ない時は数名なので、気候が穏やかだと自然と集まりが良くなるというわかりやすい傾向があります。

いつも通り、特にペースは気にせず、お互いの近況をおしゃべりしながらぶらぶら走ります。「調子はどう?」「次なんのレースに出る?」そんなところで、いつも通り。走るにも「ぶらぶら」と言う形容詞が実は合っていると思います。

初めて参加した上司は爽やか系ランナー。社交的な方なので、すぐにメンバーに話しかけて馴染んでいるように見えました。わたしとは対照的な性格で、そういう振る舞いのできる方には素直に憧れます。さっそくチームに「入信」してくださったので、ぜひ緩いランコミュニティを楽しんでいただきたいと思います。

今朝の練習中も例のGoProでランニング風景を撮影しようと思ったのですが、うっかり自宅にカメラのアタッチメント(キャップとカメラの接続部品)も、自撮り棒も忘れるという体たらく。

仕方がないのでカメラを手持ちでランニングしつつ撮ってみましたが、映像がぶれすぎてとてもじゃないが人に見せられたものじゃありません。

さらに、手持ちだとカメラ背面のディスプレイをタッチして誤作動させてしまうことも多かったです。いつのまにか「ビデオ」でなく「写真」になっていたり、「タイムラプス」になっていたりするので、後から見直して動画が撮れていないこともあります。

カメラのオンオフ、角度、付属品を忘れる、など最近の動画撮影のミスについては、つくづく自分でも情けなくなります。

しかし落ち込んでも仕方がないので、今は来週の「飛騨高山ウルトラマラソン」本番、撮り損ねることなく準備をするだけです。

持ち物もちゃんとチェックリストを用意します。子どものようにひとつひとつ確認しないと必ず抜け漏れがあると自分でわかっています。そこだけは自信があります。まったくひどいやつです。

それにしても、カメラを片手に無事に100kmを完走してゴールで笑っている自分の映像だけが、なぜか鮮明にイメージできるという、我ながらおめでたいやつです。

英検受験でも忘れ物

朝練を終えて自宅に帰り、次は午後の英検(実用英語技能検定)の支度をします。

この日は妻は仕事、息子くんは早朝から義父母に見ていただいているのでありがたいことに午後も自由に動けました。

義父母には、朝練や資格試験受験の間に息子くんを見ていただくことが多いです。近居の関係とはいえ、好きなことをやらせていただいて、こちらも本当に感謝しかないです。

だからこそ義父母を含めた家族に心配をかけないよう、無理せず怪我せずをモットーにマラソンなり資格試験なりに取り組んでいるつもりです。

今回の試験会場は金沢大学角間キャンパス。自分が学生生活を送ったキャンパスに卒業して20年近く経ってなお来るとは、学生時代は考えてもいませんでした。

実は卒業以来、英検だけでなくFPの試験も含めてたびたび来ています。キャンパス内を歩くだけでなんだか気持ちが若返るので不思議。

今回は英検1級の試験、これが5回目。諦めが悪いわたしです。

言わずと知れた国内最高峰の英語資格試験につき、本当に難しい試験で毎回手応えを感じることなく会場を後にしてきました。

今回こそはと気合を入れて会場に向かったのですが、なんとそこでも忘れ物発覚。

時計を持ってきませんでした。

会場の教室には時計がないので、ちゃんと腕時計を用意していたのですが、それを自宅に忘れてきました。

気づいたのは教室に入ってから。

リスニングはそもそも時間が決まっているので関係ないのですが、筆記試験100分を時間管理せず受験する羽目になりました。

他の資格試験と同じく、英検も時間配分が肝となります。語句補充は何問何分、長文は何分、エッセイは何分、と。

もともと素点の高いエッセイ(ライティングパート)に賭けていた部分もあったので、25分で書ききるという予定も崩れてしまいました。

他の部分を削ってでもエッセイに注力しかありません。

教室に入ってから約1時間15分の長い待ち時間の後、試験が始まるともう考えることはやめて、前から順々に解いていくきます。

時間がわからず焦る気持ちも徐々に吹っ切れてきて、結局長文パートはざっくりカットしてしまいました。ひたすらエッセイを書きなぐります。

今回のテーマは

Agree or disagree : Genetic engineering will have a positive influence on society in the future

わお。

とりあえずagree のスタンスで書きました。

今思えば、I agree とは文中に入れていなかったのですが、全体は賛成として書いたつもりです。

せめてもの救い、30分刻みで試験官の方が時間を知らせてくれました。

なんとか90分のアナウンスの時点で最後あたりまで書けたので、すこし見直しをしてペンを置きます。

終了。

今回も「終わった」と頭の中によぎりました。うん、難しい!今のわたしの実力ではきっと合格は難しいです。悲観するわけではなく、わりとさっぱり割り切れました。

英検1級の勉強をすることで、語彙力もついたし英語のニュースも少し聞き取れるようになったし、全く無駄ではないので、良かったと思います。

せめてこの性格を受け入れる

少し立ち止まってこれからのことを考えようと思います。

やりたいことはたくさんあるけど、いつもこのおっちょこちょいの性格が裏目に出ます。

幸い、ここまで致命的なことはなかったものの、人生の至る所で残念な気持ちになってきました。

次に何に取り組むかは未定としつつ、この忘れん坊、おっちょこちょい、いい加減な性格と今後も付き合っていかないといけないという、なんたる苦行でしょうか。自業自得。

本当に周りの人の優しさありきでここまで生きてきたので、せめてこれからは他人に迷惑をかけないよう、それだけは念頭に置いておかねばと思います。

感謝の気持ちを忘れずに。。。

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