またまたこんなトピックで恐縮です。
まったくマラソンに興味のない方・走らない方から、こんな質問をされることがあります。
「この前のマラソン、何位だった？」
たてちんうーんと、、、えっと、、、〇〇位。
そう答えると、だいたいぽかーんとされます。
聞いてくださる方はきっと気をつかって、こちらの興味のあるマラソンのトピックを振ってくださっているのだろうと思うのですが、これに答えるのが実はとっても難しい。
都市型マラソンでは1万人以上のランナーさんの中で数千位だったりしますし、2千人規模の大会では数十位だったりしますし。
ましてや、1桁の順位で表彰されることなどなかなか我々一般市民ランナーにはありません。
非ランナーさんに実際の順位だけ言ってもピンとこないし、それに対する母数を言ったところで、そこに至るまでの過程が伝わるわけでもないし。
いつもこんな質問を受けて、微妙な空気になってしまうのを、なんとなく気にしてしまいます。
ここにいたるまで、ワタクシなかなかこの質問に対する、切れ味の良い回答が毎度思い浮かびませんでした。
他のランナーのみなさん、どうやって切り抜けているんでしょうか？
「マラソンランナーにはこうやって質問してください」とレクチャーするのもおこがましいと笑えるのですが、例えばシンプルにこんなかんじはいかがでしょう？
たてちんこの前のマラソン、どうでした？
そう、いわゆる「オープンクエスチョン」形式にするのです。
オープンクエスチョンとは、「はい」「いいえ」では答えられない、「開かれた質問」のタイプのこと。
この前のマラソン、どうでした？
→なんとか目標を達成できたよ。
→いやぁ、前半はよかったんだけど、後半は失速してね。
→それが、ぜんっぜん予想してないことが起こってさ！
この場合、質問された側の意思で自由に答えることができるので、会話の幅を広げやすい質問の仕方といわれます。
反対に、上の「この前のマラソン、何位だった？」は「〇位」としか答えられない、「クローズドクエスチョン(閉ざされた質問)」にあたる質問と考えられます。
答え方が制限される以上、答える側には若干の窮屈さを与えてしまうもの。
いつだって人対人の話し合い。
せっかく会話をするならば、その後に話が続きやすいほうで言葉を交わしたい、と私は思うのです。
と同時に、話が自分のフィールドでないトピックになった際、そこで知ったかぶりをしたらよくないな、と襟を正すのです。
「マラソン、何位だった？」のような類の質問、何気なく言った一言が、相手には「適当」だと伝わるもの。
自分の知らない話は、素直に「私知らないので、よかったら教えてください(^○^)」くらいの温度感で聞いたほうが、聞かれたほうは嬉しいものです。
私もマラソンのことについて、ミニマリズムについて人から聞かれたら、ちゃんと答えたくなりますもん。
なので、遠慮なくご質問いただければと思います。
って、こうやって書くと、逆に質問しにくくなるやん！、と自分でつっこんでしまうという(笑)
いやいや、どうぞご遠慮なく。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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