ポストに届いた「挑戦」のしるし
毎年、この季節になるとポストに届く一通の小包。それを見つけた瞬間、胸が高鳴ります。
うおおおおおおお。
今年も来ました、「飛騨高山ウルトラマラソン」の参加キット。

中にはアスリートビブス、そして先着エントリー特典のランシャツ。実は私、このランシャツを一番楽しみにしているんです。



THE NORTH FACE製のさらさら生地、昨年と同様のクオリティで、しかもシンプルなデザイン。今年のもめちゃくちゃ良い!!
誇張抜きで言いますが、去年のランシャツはこの一年間、ほぼ毎日着て走りました。ざっと300回は洗濯していますが、型崩れもなく、肌ざわりも変わらない。本当に「最強のランシャツ」だと思っています。
だからこそ、今年の新しいシャツにも早速愛着が湧いて、すりすり触ってしまうほど。よろしくね、新しい相棒。
ウルトラマラソンは「浄化の儀式」
さて、あと二週間で本番を迎えます。「飛騨高山ウルトラマラソン」——100kmという非日常が、ふだんの淡々とした生活の中に突然現れます。私にとってこれは、年に一度の“心の浄化”のような儀式。
誤解のないように言っておくと、いつも心が汚れているわけではありません(いや、きっと)。でも、仕事や家族から少しだけ離れて、自分の身体ひとつで100kmを走る。そこには言い訳も逃げ道もなく、ただただ己と向き合う時間があるんです。
その過程で心がそぎ落とされ、走り終えたあとには「また来年も健康で走り続けたい」と自然に思える。これはもう、私にとって生きるために必要な行為なんだと思います。

まずは無事にスタート地点へ
そんな想いにふけりつつ、今はまだスタート地点にすら立っていません。だからこそ、まずは「無事にスタートに立つこと」が0次関門。
これが意外と難しい。身体のコンディションを整え、怪我せず、風邪も引かず、日々を丁寧に過ごすことが今の自分にできる最大の準備です。
ウルトラマラソンは、距離の長さだけでなく「日常の積み重ね」も試されます。今年はどんな景色が見えるだろう。どんなドラマが待っているだろう。わくわくしすぎて、もう気持ちが先走りそうですが、いかんいかん、いったん落ち着こう‥。
日々の所作、すべては、あの100kmの旅を無事にスタートするためなんですよね。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫