超初心者の状態からピアノを練習しているうちに、指がなんとなく動くようになってきた感覚があります。
ピアノの練習は完全に自分が満足するためにやっているのですが、つまずきながらも弾ける曲が増えてくると、次第に「人に聴いてほしい」、という気持ちが湧いてきました。
他でもない、妻や息子くんに聴いてほしい、という気持ちがあります。
我が家のキーボード
わたしがピアノの練習に使っているキーボードは、もともと妻にプレゼントしたものでした。
YAMAHA PSR-E360DW
数年前、国民的アニメ「鬼滅の刃」が大ヒットした頃に、夢中になった妻は、作中の曲をピアノで弾きたくなったと言いました。
それを受けて、楽器ならわたしも協力したいなと思い、賃貸アパートでも弾けるキーボードをプレゼントしたのです。
ダークウォルナット調の本体の色も気に入ってくれて、しばらくはちょこちょこと弾いていたようですが、その後、触っているところはとんと見かけなくなりました。
そして巡り巡って、いつの間にかわたしのほうが毎日使い倒すようになっています。
プレゼントしたものをわたしが使ってしまっていることについては、妻からは特に何も言われていません。
スタジオジブリの簡単アレンジの曲を毎日こつこつ弾いているわたし。
ぎこちない指がだんだん馴染んできた今、このキーボードが我が家にやってきたきっかけを思い出しました。
そろそろわたしが妻の代わりにあの曲を弾いてみるべきだと、なぜか使命感のような気持ちが現れました。
煉獄さんの曲 LiSA 「炎」
そう、あの曲ですよ。
誰もが知る大ヒット劇場版アニメ「鬼滅の刃 無限列車編」の主題歌、LiSAさんの「炎」です。
わたしも大好きな感動の名曲です。
この曲は、映画作中の人気キャラクターであり、「妻の最推し」の「煉獄杏寿郎」をモチーフとしています。
妻が好きな煉獄さんの曲が弾けたら、彼女も喜んでくれるかなー、と思ったのです。
実はこの曲のピアノスコアも妻にプレゼントしていました。
が、あまり開いて無さそうなので、わたしが使わせてもらいます。
しかしいくらスコア自体が簡単アレンジであっても、わたし自身がピアノ超初心者のため、そう簡単には弾けません。
単純なわたし。出だしからこんな感じで音階を書き込んでいきます。
昔からやっているギターのタブ譜は読めるのですが、五線譜はぱっと見ぜんぜん分かりません。
じっとにらめっこして、ド、、、レ、、、ミ、、、。
そして、鍵盤の位置と音を照らし合わせます。
時間がかかる作業ですが、一小節ずつ地道にやっています。
運指はわからないのでさぐりさぐり。
めちゃくちゃ時間がかかります。
しかし、不透明な地図が中心から徐々に広がっていくような感覚で、面白い。
全体像が見えるのはいつかなぁ。と、先が長いですが、楽しんでやっています。
聴いてもらうというモチベーション
ピアノは自己完結する趣味だと思います。
単純に、弾いていて自分が気持ち良くなる。
これまでギターなど他の楽器もやってきたので、それは感覚としてわかります。
ただ、今は少しずつ「人に聞いてほしい」という気持ちが芽生えてきて、どうせなら一番近くにいる妻や息子くんの耳に届けばいいなと思っています。
下手なりに練習して、すこしずつ形になる。
息子くんにも、そんな過程もありのまま感じてもらえたら嬉しいです。
「炎」の完成は間に合わないかもしれませんが、これまで練習してきた曲を家族に聞いてもらう場を考えています。
そうやって自分のモチベーションアップにつながっているし、生活にハリが出てきたとも感じています。
はじめて良かったピアノ!
そして、最近始めたランニングの動画撮影・編集とからめて、今度はピアノの動画も撮る?。。。かもしれません。
ランニングもピアノも、楽しみながら続けていきたい習慣です。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫