恒例の(?)「妻が言っていた」シリーズなのですが、今回は逆に「妻が絶対に言わないこと」。
大丈夫?
この一言、妻は私に対しては絶対に言いません。
毎日通勤ランとして、リュックを背負って走って職場まで通う私。
ところが土砂降りの日でも、大雪の日でも、帰宅して妻から「大丈夫?」と言われたことはいっさいありません。
いや、こう書いておきながら、彼女にそう言ってほしいのではないのです。
心配してほしい、労ってほしい、ではないのです。
むしろ、「大丈夫?」と言わないでいてくれることがありがたい、ありがとうと言いたいのです。
ふだん私が帰宅すると、必ず妻と息子くんは玄関まで出てきてくれて、笑顔で迎えてくれます。
そんな時の妻は
おかえり(必ず口角が上がったニコッ)
そう、私としてはこれが良いのです。
帰宅した時に
「大丈夫?(→大丈夫)」
「濡れてない?(→そんなに濡れてないし大丈夫)」
「タオル持ってこようか?(→持っているし大丈夫)」
このやり取りをしなくて良いのは、とっても助かるしありがたいと感じるのです。
そんなことを言わなくとも、ただただ笑顔で迎えてくれれば、嬉しいなと、ありがたいなと。
マラソンについてもそうです。
気合いを入れて臨んだレースが終わった後も、妻から特に「どうだった?」とも聞かれません。
まったく、ノータッチ。
ランナーのパパさんも、みなさんそうなんですかね(^-^;
妻が相手に干渉しないように意図的にそうしているのかはわかりませんが、少なくともこれくらいのパートナーとの距離感がちょうど良いと、私は感じています。
ですが、これが逆の立場になると、とたんに口出ししたくなる不思議。
こんな時、ついつい「大丈夫?」なんて声をかけてしまいます。
ですが
うるさい、放っておいて(怒)
と思われるかもしれないので(言われたことはないですが)、あえて言葉を飲み込んでいます。
考えてみると、「大丈夫?」って不思議な問いかけの仕方。
「大丈夫」「大丈夫でない」で答えを求める「クローズドクエスチョン」でありつつ、どちらかというと、「大丈夫」寄りの返事を求める傾向にあるため、言われた側が戸惑う時があるように思います。
本当は大丈夫じゃないんだけど、相手に心配をかけたくないし、大丈夫と言っておこう、みたいになんだか相手に気をつかわせるような言い方なのかもしれません。
って、実は我が家で一番気をつかうのが妻なんですよね。
いい加減な私と真逆ですからね(笑)
安易に「大丈夫?」を言わないところにも、妻の優しさが表れているなーと思うと、今日もまた無事に帰ろう、と気が引き締まるのです(^○^)
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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