金沢市内いたるところで桜が見ごろになりました。
一日一日表情を変える桜。家族でののんびりお花見に出かけました。
卯辰山 四百年の森
早朝。卯辰山の「四百年の森」へランニング。
この景色にたどり着くまでは、かなり坂を下ってこないといけないので良いトレーニングになります。
今日で五分咲きくらいでしょうか。これくらいでもお上品でなんだかよきかな。
静かな早朝。ほ~ほけきょ!うぐいすの声だけが響きます。
その後、お昼に再度家族でお花見に行きました。
冬の間修理中だった東屋は直っていました。(天井に謎の穴あり)
ちなみに真冬の風景はこちら。
ここでのお花見は、我が家の恒例行事のひとつ。
あらかじめマックを買ってきてここで食べるのが癒しなのです。今日はチーズてりたまバーガーをいただきました。うーん、最高。
息子くんはハッピーセットだったのですが、妻のバーガーをむしゃむしゃ。どうやらパンケーキからバーガーに移行しつつあるようです。
他にお花見しているグループの食べているものがトンビに狙われていました。頭上で旋回していると危ない。
妻はその点かなり注意する人なので、東屋の中での食事を徹底していました。さすが我が家の慎重派!
兼六園 石川門の桜
四百年の森から、さらにお花見をハシゴしました。
両親と兼六園で合流し、家族で金沢で一番ベタなお花見をすることに。
これはもちろん、自分のためでもあり、息子くんのためでもあると思っています。
一番ベタな経験をしてもらうことは彼にとっても印象に残る思い出になるのでは?と。
もはやベタはベタで良いのです。最近はそう思えます。
快晴に映える桜。最高でした。
兼六園は桜の時期は無料開放となっていて、平日なのにかなりの人出がありました。
みんなマスクをしているけど、コロナ禍前の賑わいにもどりつつある様子がなんだかうれしい。
お楽しみはやっぱり甘いモノ。
お花見団子とソフトクリームをいただきました。
息子くんはよもぎの部分が口にあわなかったそう。
スーパーで売っている3本で90円ほどの着色料の緑の団子のほうが良いそうです(笑)
お店によってかもしれないですが、ソフトクリームはバニラで300円~。観光地としては比較的リーズナブルなのでは?おいしくいただきました。
飲食店付近に普段は用意されている長椅子がまったくなかったので、みんな立って食べていました。
お花を愛でたら、それでよし
兼六園・金沢城界隈の満開の桜をぶらりと散歩して堪能しました。
心地よい日差しとにぎわう人々。
しばらくこんな光景、遠ざかっていたなぁと。
もはや、きれいなお花を愛でたら、それでよし、という気持ちになりました。
別に貴金属や高級車、ぜいたくな海外旅行、外食、そんなことより、ただただ家族でのんびり散歩する。
それだけで心が潤って、また同じような時間を過ごしたいと、生きる活力が湧いてきます。
しみったれているわけではないのですが、シンプルにそう感じ、そしてますます物的な欲がなくなっていくのを感じます。
そうやってどんどん生きる方針がそぎ落とされ、わかりやすくなっていっている。
いまはそんなかんじです。
来年も家族でお花見を楽しめますように。