最近、空手を習いだした5歳の息子くん。
それにともない、新たに家族で始めた取り組みがあります。
柔軟体操 やってみよう
それは、お風呂あがりの柔軟体操(ストレッチ)です。
息子くんの空手の練習の中でも柔軟体操が取り入れられています。
今まで空手という競技に触れることなく生きてきたわたし。
空手は柔軟が重視されることを最近知りました。当然先生も身体はやわらかい。
確かに、型の練習やキレのある動きにはしなやかな身体が必要だとはなんとなくわかります。
さすが先生のキレのある動きは柔軟性のたまものです。
息子くんも先生の見ようみまねで「イッチニッサンッシッ」と身体を伸ばします。まだまだ固い。
そしてその練習風景を見ていたわたしと妻は、自然な流れで自宅でも柔軟体操をやっていこうと決めたのです。
お風呂上りにみんなで
我が家での柔軟体操のタイミングはやはり、お風呂あがり。
今は家族3人でお風呂に入るので、全員で取り組むタイミングは合わせやすいです。
お風呂から上がったら、さっとリビングの床に座って、軽く輪になります。
我が家のリビングの床にほとんどモノを置いていないので、スペースは広く使えます。
その点、ミニマリストで良かったなと思います。
みんなで股を開いて左右交互に伸ばしたり、前屈したり。
息子くん「イッチニッサンッシッ」
パパ・ママ「ゴーロクシッチハッチッ」
これも強要するのではなく、あくまで息子くん主導でやっている感が出ればいいなと思います。
そしてそれがいつの間にか「やらないと気持ち悪い」レベルまで持っていければしめたものです。
それにしても、わたしの身体は固い!
文字通り、身体全体がギッチギチ悲鳴をあげています。くぅ~。
一方、妻は毎日柔軟をしているうちに、だんだん身体が柔らかくなっていることを実感しているとのこと。
息子くんもだんだん股の開くか角度が大きくなってきました。
いつかは完全に股割りができるかも!?
負けられない!(笑)
苦手だったことに目を向ける
今回、息子くんの空手がきっかけで柔軟体操を日課にすることになったのですが、これはわたしにとっても大きなチャンスだと思っています。
もともと趣味でマラソンをやってきましたが、ほとんど自己流で、柔軟も適当。
ランニング前後に高校の頃にやっていたストレッチをなんとなく形だけやるか、もしくは全く何もせず走り出すか。
それで今まで大きなケガがなかったから大丈夫、という楽観的な考えでした。
ただ、40歳となった今。これまでと同じようにはいかないはずです。
今まで故障しなかったことが、ただラッキーだっただけ。
今後は筋肉が固いことで、思わぬケガをするかもしれない。もしそうなったら、元通り回復する保証もありません。
できれば、趣味としてランニングやマラソンはこれからも長く楽しく続けたい。
そのためには、柔軟を含め、もっと身体をケアすることが重要だと考えるようになりました。
今さらかもしれませんが、これもひとつの気づきです。
そしてもう一つ思うのは、苦手なこと・イヤなことから目を背けない、ということ。
わたし自身、昔から柔軟体操が苦手だな、イヤだな、めんどくさいな、とネガティブなイメージしか持っていませんでした。
だからすすんで取り組めず、やがて身体は固くなるばかり。
今ならわかります。苦手なことだからこそ、目を背けない。
人生やってみると意外とうまくいくことや、面白いこと、やりがいがあること、まだまだあると思います。
もうそろそろ、食わず嫌いでチャンスを逃すのはやめよう。
柔軟に付き合ってくれる(?)家族のおかげで、最近はほんのすこしずつ身体がほぐれていっているような感覚があります。
息子くんがきっかけではありますが、わたしや妻の身体も改善されつつあります。
わたしにおいては、長距離のランニングでケガをしにくい・疲労がたまりにくい身体になればなればいいなと思います。
また、柔軟体操や空手の型の練習を通じて、息子くんにも「できないことも練習すればできるようになる」ということをすこしでも体感してもらえたら、親としてはうれしいです。
まずはふだんからパパ・ママがお手本になるよう、苦手なことにちゃんと向き合って成長していきたいと思います。