父と息子、何と呼び合うか?思いやりの心を持って。

みなさんは、お子さんから何と呼ばれていますか?

「パパ」「ママ」「お父さん」「お母さん」、様々だと思います。

私は5歳の息子からは「パパさん」と呼ばれます。

いつから始まったのかはもう覚えていないのですが、最近はそれがとても嬉しく思えるのです。

目次

どうして「パパさん」?

元々息子がもっと小さな頃から、義父(おじいちゃん)が、息子の前で私のことを「パパさん」と呼んでくれていました。

そのおかげで自然と私のことを「パパさん」、妻のことを「ママさん」と呼ぶようになりました。

子どもから両親への「さん」付け、はもしかすると珍しいかもしれませんが、我が家では特に強要していません。

別に「パパ」でも「お父さん」、「父ちゃん」でも良かったのですが、今「パパさん」と呼んでくれることにとてもありがたみを感じています。

お互いの呼び合い方

一つ関係があるとすれば、私も息子のことを「(息子の名前)くん」と呼んでいることです。

これもいつからだったかは覚えていないのですが、はっきり意識をしたうえで息子のことを「くん」付けにしています。

その理由としては、私は息子が「自分のもの」という感覚が薄いのかもしれません。

人によっては「自分の子ども」という感覚もあるのだと思いますが、それはありません。

おそらく、私の自己肯定感の低さからくるものなのかもしれません。

こんないい加減な私でも家族がいる、子どもに恵まれた。そんな気持ちがあります。

私にとってたった1人の息子、普通に生きていたら出会えなかった存在。

たくさんの奇跡の積み重ねでようやく巡り会えた人。

そう思ったら、自然と尊いな、大事にしたいな、と思えるのです。

彼が生まれて5年が経ちますが、変わらずそう思います。

当たり前なのかもしれませんが、その気持ちがあるから、子どもを呼び捨てやあだ名ではなく、彼の「名前+くん」、と呼びたくなるのです。

「パパさん」「(息子)くん」

呼び合う関係は、私たちの親子関係を象徴するようなもので、今はとても気に入っています。

それが他人への敬意につながれば

私は息子に怒鳴り散らすことはありません。

できるだけ彼の話にも耳を傾けるようにしもしています。

最近は語彙力も増え、一言一言、きちんと、一生懸命説明してくれます。

言葉を選びながら、いろいろ考えながら、話してくれる様がたまらなく愛おしくなります。

子どもの話をきちんと聞く。

これも親としてごく当たり前のスタンスなのかもしれませんが、これは親になったからといって自動的にできるものではないと感じています。

最近は自我も芽生え、ますます大人に対するものと同等の敬意を持って接する必要があるなと思います。

やはり適当にあしらっていると、それは子ども自身ににも伝わります。それは私も小さい頃に感じていました。

敬意をもって接する親子関係。

これがゆくゆくは、彼が社会に出て、もっといろいろな考えの人とコミュニケーションをする場面で、きっといきてくると思います。

なにはなくとも、相手への思いやりをもった人間になってくれれば、父としては本望です。

そんな息子から、出勤前にお菓子をもらいました。

サク山チョコ次郎

「サク山チョコ次郎」

名前がかわいくて気になっていたお菓子(笑)

一人っ子だけど、人とモノを分けるということができるんだな〜と、ジーンときました。優しくてうるうる。

これでまた一日がんばれます。

以上、パパさんでした。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次