【生き方】低姿勢をデフォルトにするとすべてが楽になる

新年度、新しい出会いの季節

そろそろ新年度。どこの職場でも新しいメンバーが加わって、新たな人間関係が生まれる頃ではないですか。

私もこの時期になると、毎年感じることがあります。それは、「謙虚であること」「相手をリスペクトすること」の大切さです。

簡単に言えば、「低姿勢でいること」。これは、40歳を過ぎて年齢を重ねるごとに、その重要性をひしひしと感じるようになってきました。

相手が自分より若かろうが、経験が浅かろうが関係なくて。むしろ、横柄な態度や傲慢な言動を避け、誰に対しても敬意を持つことが、円滑な関係を築くための大前提なのだと思っています。

ですので、私は基本的に家族や親しい友人以外には、年齢や立場を問わず敬語で話すようにしています。敬語を使うことで、意識的に相手との距離を適度に保ちつつ、余計な(不必要な)摩擦を減らしています。

経験から言うと、「年下だからタメ口」「後輩だから雑に接する」といった態度を取るよりも、誰に対しても分け隔てなく丁寧な対応を心がけたほうが、良い関係を築けていると感じています。

低姿勢でいればこそ

手前味噌ながら、低姿勢でいてよかったなと思うこと、たくさんあります。

まず、「わからないことを素直に聞ける」 というのが一番かもしれません。自分が知識や経験が不足していることをきちんと認めて、相手に教えを請うことができる人は、成長のスピードも速い。逆に、プライドが邪魔をして「知らない・わからない」と言えない人は、学ぶ機会を逃してしまいがちです。

また、「相手のミスを寛容に受け止められる」 というのも、自分が低姿勢でいればこそわかるもの。世の中、完璧な人間などいません。誰でもミスをするじゃないですか。低姿勢でいれば、「自分もミスをするかもしれない」という意識が自然と働いて、他人の失敗を受け止める心の余裕が生まれます。私もそうすることで、結果として、職場やコミュニティ内での居心地もよくなっているような実感があります。

さらに、「声を掛けられやすい」 という点も大切です。ふだんから横柄な態度や無愛想な表情をしていると、周りは萎縮してしまって、話しかけづらくなります。ですが、どんな時もできるだけ柔らかい態度を心がけることで、人から声を掛けられやすくなります。それが結果として、より多くの情報が入ってきたり、仕事や人間関係がスムーズに運ぶのではないでしょうか。

ここで補足したいのは、私の場合、もともとイライラしやすい短気な性格なので、あくまで意識的に低姿勢でいるようにしているということ。

世の中、育った環境でごく自然に円滑なコミュニケーションができる、プロの「良い人」はいますが、私はまだまだそうはなりきれていない。だからこそ、日々意識的に低姿勢でいるトレーニング・鍛錬を積もうという気持ちでいるのです。

低姿勢は、生存戦略と言っても良いかもしれない

もし、これが逆だったら?

例えば、私たちおじさんが偉そうにふんぞり返り、怖い顔でいライラしていたら…。誰も話しかけたくないし、うまくいく仕事もうまく回りません。何か困ったことがあっても、周囲は気を使って助けるのをためらうかもしれません。そうなると結局、自分自身が損をすることになるのです。

もちろん、いつか人に助けてもらうために低姿勢でいるわけではありません。ですが、「敬意をもって低姿勢でいること」は、現代社会を生き抜く上での一つの生存戦略として、実際有効だと感じています。

だからこそ、今日も機嫌よく外に出かけたい。そして、周りの人々に対して感謝の気持ちを持ち、穏やかに過ごしていきたいと思うのです。

みなさん、いつもありがとうございます!

おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫

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