ミニマリストとして身の回りや家計を整理しだすと、ある程度落ち着いてくるところがあります。
そして、おそらく他のミニマリストさんも感じること。
それは、自分自身の身体の断捨離。
私が目を向けたのは「毛」です。
毛のコンプレックス
私が思春期から毛がコンプレックスだったということは、どこかでお話したかもしれません。
どこがということではなく、全身まんべんなく濃いのが悩みでした。
髪の毛は針金のような固さの天然パーマで、伸ばしっぱなしにするとウネウネ巻いてしまいます。
今でこそパーマも個性、のような風潮がありますが、思春期真っただ中の頃は気にしすぎて無理にストレートパーマをあてていました。これは社会人になってからもしばらく続けていたので、根は深いです。
腕や足も人と比べると濃いです。
高校生の頃、少年ジャンプの広告に載っているような子どもでも手に入りやすい価格の脱毛クリームを試してみましたが、結果全然効果はなく、むしろそれによりさらに濃くなったような気がしました。(※個人の感想です)
ヒゲも濃く、かみそりで剃っても本当に剃ったかわからないくらいです。
40歳の年齢になって、年齢相応の見た目になったかなとは思いますが、もっと若い頃からヒゲが濃かったので、実年齢より老けて見えていたかもしれません。
とまぁ、挙げればきりがないほど、毛には悩んできました。
ただ、妻と付き合うようになって結婚して子どももできて、と特に妻以外の異性のことを気にしなくてもよい人生の段階に入ってきたので、以前より毛を気にすることはほとんどなくなってきました。
妻は私の毛を気にしないと言ってくれているので、彼女のことは唯一神の女神として崇めたたえています。
とはいえ、あまり肌の露出は好んでしませんけどね。
そしてミニマリストが生きる指針となった今、改めて自分の毛と向き合ってみようと思ったわけがあります。
ミニマリストと毛
私は昨年、思い立って頭を丸めました。つまり坊主にしたということです。
今では月に2回ほど自宅でセルフバリカンカットしています。
私の場合、頭を丸めるのに宗教的な意味合いはなく、単純にメリットしかないと感じたからそうしています。
- 散髪代がかからない(バリカン代のみ)
- 理髪店に行く時間がゼロ
- 理髪店で美容師さんと弾まない会話をする必要がない
- シャンプーが楽、ドライヤーしなくても平気
- ヘアワックスがいらない
- 寝ぐせがつかない
- 後頭部のカットの仕上げを妻にやってもらうので夫婦のコミュニケーションが増える(ここ重要)
39歳で丸坊主にしたので、初めは家族も同僚も「ギョッ」としていましたが、今ではみなさん慣れてくださったと思います。初見の方には威圧的にならないよう、丁重な姿勢で接するよう心がけています。
丸坊主ですが、幸い髪の毛は黒々。ここから自然と禿げたり白髪になっていくのでしょうが、それも味わいがあると勝手に自分で思っています。
ふさふさ黒髪のヘアースタイルが特徴的なミニマリスト「しぶ」さんも一度坊主にチャレンジしたことがあります。
まぁ、人により向き不向きはありますね笑
さらに私の興味は他の毛に向き始めました。
ヒゲの脱毛
腕や足やある程度気持ちの問題だけなので、次に手を加えるべきはヒゲだと思っています。
このヒゲがやっかいで、なんなら私にとってはまったく必要がないモノです。
40歳の今、死ぬまで毎日(多めにみて)10分ヒゲ剃りをすることを考えてみます。
365日×40年=14,600日
14,600日×10分=146,000分
146,000分÷60分≒2,433時間
2,433時間÷24時間≒101日
(計算合ってますか?)
つまり、私はこれからの人生、約100日間もの時間をヒゲ剃りに費やす、ということです。
考えただけでも苦行ですよね。。
ちょっと極端かもしれませんが、もしこの時間をゼロではなくとももっと短縮できれば、もっと自分のしたいことに人生時間を割けるのではないか、と思うのです。
そのためには、ヒゲの脱毛!ヒゲをなくしてしまえ。
と意気込んだものの、どうすべきか。
先のミニマリスト「しぶ」さんもヒゲの脱毛をされています。
やり方はいろいろありそうですが、痛いのは仕方がない!
医療脱毛にしようかどうしようか。
これからじっくり考えてみようと思います。
今より時間の余白を作って、豊かな人生を送りたい。。。その一心です。