まったく自慢ではありませんが、私は車の運転がド下手。男だから、大人だから、世間体、すべてを無視して正直に申し上げます、本当に運転が下手。
もちろん、人や物にぶつからないよう、細心の注意を払って運転します。それでも特に家族以外の人を乗せる時は心臓がどきどき。運転中は心中穏やかではありません。
幸い、ここまでの人生で大きな事故を起こすようなことはありませんでした。日々「外に出てもぜったいに加害者にならない」を意識してハンドルを握っているからです。
42歳の私。早いかもしれませんが、実はこの先、運転免許証を返納する時期を考えています。
真面目な話。できることなら車を運転したくない、自分も他人もケガさせたくない、ただそれだけが心配なのです。
都会にお住まいの方であれば、免許を返納すること、案外それは実現可能かもしれません。ところが、こちら石川県金沢市、地方都市の生活は車社会。なにかと車移動が必要とされ、日々運転を余儀なくされます。
私の場合も、現在の仕事が社用車を運転する機会がわりとあるため、現役でいつまで働くかはわかりませんが、少なくとも雇用期間中は運転免許がないと支障が出ます。
ですので、まずは目安として、現在の仕事の定年である65歳を運転免許返納の時期として設定しました。
もちろん、今後国や会社における定年の規定が変わることもじゅうぶん考えられますし、その時になっても運転しなければならない理由が、依然あるかもしれません。
ですが、未来永劫・運転の居心地の良くないどきどきは味わいたくないので、自分の中でそのゴールを設定しておけば良いのだと思ったのです。今から65歳まで、あと23年の我慢、とします。
と言いつつ、私が運転免許を返納したら、妻はどうするだろう?彼女も私同様に運転が得意ではないので、もしかすると私のアシになるようなことは嫌がるでしょう。余計な負担はかけたくありません。
ですので、私は人類のテクノロジーに賭けることにします。
つまり、これから23年後の世界には、きっと今よりもっと便利で快適な交通手段があるだろうということ。
自ら車を運転しなくとも、何かしら他の交通手段が、現在より手軽に使えるようになるだろうと。これはある意味無責任な、社会への期待かもしれません。
・無理して車を運転して人・モノに危害を加える
・無理せず他の交通手段に対してそれなりの対価を支払う
両者をてんびんにかけると、私の答えは後者になりました。
そうと決まれば、来たるその時まで、できることをやっておこう。
・車を買い替える際は引き続き軽自動車を選択
・自宅・または周辺で働ける環境を自らつくる (これができれば予定より早く免許を返納できる)
・いつでも走れる身体でいる (ふらっと10kmくらいはいつでも走り出せるように)
そうです。やはり頼れるのは自らの足腰。日々のランニングは、未来につながっていると信じて今日もひとっ走り行ってきます。
すっきり運転免許を手放せる日が待ち遠しいです。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫