多くのミニマリストさんが周りから言われるように、私もミニマリスト的な生き方をしていると、よく「ストイックな生活」と言われます。
本人からすると、ただ好きなことに集中しつつ自分にとって余計なことを摂生しているだけなので、ふだんの生活にそれほどストレスは感じません。
ですが、そこに定期的に「チートデイ」を設定すると、より生活の満足度が高まると感じています。
せっかくなら家族でいっしょに楽しめるチートデイ、我が家ではこんなことをしています。
チートデイとは
最近は「チートデイ」という言い方が流行っています。
「cheat」とは英語で「だます、ずるをする」といった意味で、「チートデイ」は主にダイエットなどの食事制限をしている期間に設ける、好きなものを食べてよしとする日のことを指します。
ダイエット中にチートデイを設けることで、辛い減量のストレスを抑え、効率的にダイエットを成功させることができるといいます。
我が家ではこのチートデイを広義に「息抜きの日」と解釈しています。
私も妻もフルタイムで働くサラリーマン、息子くんも朝から夕方まで保育園に通う身。
お互い楽しく過ごしていても、それでも疲れるもの。
ですので、我が家では月に1回チートデイを定め、その日は家族全員で息抜きをすることにしています。
ふだんはほぼ毎日同じようなものを食べていますが、この日ばかりは好きなものを食べよう、好きなところに遊びに行こう、と気持ちもお財布もちょっと緩めます。
息子くんにも「今日はチートデイ、思いっきり遊ぼう♪」と言うと目を輝かせて喜んでくれます。
パパさんはそんなきみのテンションが大好きだ!
床パーティのすすめ
チートデイに恒例となった、我が家の「床パーティ」をご紹介します。
以前ちらっとこちらの記事で触れました。
「床パーティ」。
要は、リビングの床に座ってご飯を食べる、ということで単純極まりなくてすみません(笑)自宅のリビングでピクニックをする、ようなかんじです。
「そんなの何が楽しいの?」とつっこまれそうですが、百聞は一見にしかず。その効果は一度やってみるとわかると思います。
なにより「食事はテーブルの上で食べないといけない」という常識を破壊している感がたまりません。(ちょっと危ない?)
床パーティのやり方、実はとても簡単。
まず大前提として、リビングの床を広く使う必要があるので、床にモノを置いていない状態にします。
この点が不要なモノを減らしたミニマリズム的生活ができると容易になります。
そして床のスペースが確保できたら、軽く掃除し、床に直接食器類を置いて食事の用意をします。
食事は別になんでも良いと思いますが、我が家では主に好きなパン屋さんのパンと紅茶やコーヒーを並べて楽しんでいます。食器のセンスは目をつぶってください(笑)
この状態でそのまま食べると、当然パンから粉や生地が床に落ちます。
しかし、そんなことはまったくおかまいなし。気にせず楽しくいただきます。
私と妻はあぐらをかいてリラックス、息子くんも姿勢を崩して食べます。
普段テーブルで食べる時はそれなりにちゃんときちんと食べるのを、チートデイの「床パーティ」では多少お行儀悪くても良いことにしています。
おしゃべりしながら、ゆっくり味わいます。
落ちたゴミや食べかすは、さっと掃除機をかければ何も問題はありません。
そして食べ終わったらそのまま床にごろーんと寝そべってみると、とっても気持ちが良いんです。
う~~~~ん。。。と伸びをすると最高です。
これは、どこかの公園でピクニックシートを敷いてやることを、いつものリビングでやるだけ。
たったそれだけなのですが、ものすごくリラックスできて息抜きになるのです。
全力でチートすること!
家族で過ごすチートデイ。
「床パーティ」をしたり、お買い物にドライブしたりゲーセンで遊んだり。
ふだん摂生しているからこそ、ちょっとしたことの満足感が高いことに気づきます。
チートデイの過ごし方のポイントとしては、「全力でチートする」ということ。
例えば、外食する時にちょっと値段をけちってまで食べたいものを妥協したりしません。
あらかじめ「息抜きの日」と家族で合意しているので、この日ばかりはお金も時間も惜しまず、家族全員好きなことをするようにしています。
晩御飯だって好きなお店のテイクアウトをして、場合によってはまたまた「床パーティ」したり(笑)
そうすることで、またそれぞれに次のチートデイを楽しみに日常に戻れますし、心の安定につながります。
我が家の息子くんにもぜひこのサイクルを感じてもらい、チートデイの存在を日々の活力にしてもらえたら嬉しいなと思っています。
かくいう私自身も次のチートデイがあるからこそ、日々の仕事にも打ち込めるし生活のメリハリがついていると実感があります。
そして楽しかった一日が終わり、、
あー、次のチートデイまであと何日かな!?と早くもそわそわするパパさんなのでした(笑)
おしまい