【雑記】僕クエストと中田さん 安定は絶望?

僕クエストと動画の共鳴

ゴールデンボンバーの「僕クエスト」。ふざけたMVやパフォーマンスの裏に、じわじわと胸に沁みるメッセージがあります。

リリースされた2011年、私はこの曲に大いに励まされました。(最近、遊戯王のアニメの主題歌に使われているんですね!4) 特に歌詞の一節が、当時病み病みの自分の心をぎゅっと掴んだのを覚えています。

今日もテストが難しい 娯楽誘惑断ち切れない
帰ってテレビを見ていたい 最近アニメが面白い

とにかくテストが難しい 国・数・英 が特にムズい
理科と社会も平均点 得意なのは体育くらい

(待ちなよBaby!) 望まれた
(それってBaby!) 解答を
(ちょっと待ったBaby!) 覚えるのは
(オレたちゃ何だ!?Baby!) 誰の為に

例えばその紙に正解を書けたとして
1年先 10年先 変わる?

夢の片隅で描いた世界でいつか僕は大空を駆ける
誰もこの心を咎めないよ 何が正しいなんて無い!

やりたい事が僕にはあって 厳しい未来覚悟してる
けれど大人は頭ごなし 一度失敗させてほしい

(待ちなよBaby!) 自由だと
(それってBaby!) 叫ぶなら
(ちょっと待ったBaby!) 道のりは
(オレたちゃ何だ!?Baby!) 荒く険しい

代償の大きさに腹を括れたなら
10秒先 1秒先 変わる

夢よ叶え 何かを失おうとも 二兎を追う者は一兎をも得ず
ただ一つだけの玉座を目指そう 最小限の荷物で

僕のクエストは今はまだ 初めの町すら出ていない
出よう出よういざ外へ

例えばこの町で武器屋を営んだとして
10年先 50年先 終われる?

今は戯言だろう仕方がないよ いつの間にか見返す日が来る
本当の敵はココにはいないよ 遥か…

夢の片隅で描いた世界へ いつか僕はこの足で駆ける
夢じゃない道は続いている いざ絶望の彼方へ

いざ絶望の彼方へ

ゴールデンボンバー「僕クエスト」 詞:鬼龍院翔

一方で、中田敦彦さんの動画「挑戦したいと思っているあなたへ」にも、同じように心を揺さぶられるくだりがありました。

「安定しているドラクエってどう思う?」という問いかけ。敵を決まったパターンで倒して、決まった収入を得て、決まった宿に泊まる。そんな二番目の町に一生とどまる勇者。現実の私たちの生活と重ねて語られたこのくだりに、びびっときました。

ねぇ、そんなドラクエ、面白い?

安定は絶望?

中田さんは語ります。「挑戦していない人生だけが、失敗なんだ」と。数々のレギュラー番組を抱えながらも、なぜか心に広がる不安。その正体は、挑戦していないことへの気づきだったそうです。

たしかに、ドラクエの世界では誰もが次の町を目指すのに、現実世界では同じ村に留まってしまう。強い敵やトラブルを避けて、安定を選ぶ。ですがその安定こそが「絶望」につながるのではないか、と中田さんはいいます。

私はその言葉に背筋を伸ばされる思いがしました。挑戦の最中は夢中で、楽しくて、時間さえ忘れてしまう。安定は安心だけど、その先に待っているのは停滞かもしれない。そう思うと、安定と挑戦のバランスを問い直したくなるのです。

挑戦という旅の楽しみ

振り返ると私自身、思い立って挑戦してきたことは数多くありました。そのときは脇目もふらず、ただ夢中で進んでいたはず。

43歳・落ち着ける場所を見つけた今、「ここで一生過ごすのか?」と考える瞬間もあります。もちろん、住む場所は気に入っています。でも、生活の中身を少し変えたり、興味に従ってカスタマイズする余地はまだまだあるのかもしれません。

中田さんは「羨ましいと思うものがあったら、それが夢の種かもしれない」とも語っていました。あれ、これってこの前書いた記事にも通じる?

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ゴールデンボンバーの「いざ絶望の彼方へ」という歌詞と、中田さんの「安定は絶望」というフレーズが、不思議と重なって聞こえました。

わたしも人生という旅の途中で、次の町へ向かう勇気を持ち続けたい!

そうそう、「クエスト」といえば、家族ではまっているチャンネルがありまて。「ポンコツクエスト」

https://www.youtube.com/@PONQUECHANNEL

これね、芸人さんばりのノリと社畜モンスターの悲哀がめちゃくちゃ面白い!さかのぼって見漁っています。

おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫

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