【妻が言っていた】アニマルマスクだけで笑える、それでいいじゃない

この三連休、全国的に天気が良くて最高でしたね。我が家も地域のお祭りに家族で行ってまいりました。

毎年地元の小学生とその家族でにぎわうイベント。会場の公園はお祭り開始早々、わいわい楽しそうな雰囲気でした。

出店ではスーパーボールすくいや輪投げなど子どもたちが遊べるものがいろいろあって、握ったおこづかいをどうやって使おうか?う~んと考えながら遊ぶ息子くんの表情が印象的でした。

地域の飲食店が出店したブースで好きなものを買って好きに食べる。お祭りの時は己を解放させれば良いのです。妻も息子くんもそれぞれに食べて、お友達と合流して、きゃっきゃとおしゃべりして、楽しそう。

暑くも寒くもなく、日差しが心地よい。ステージで繰り広げられる歌やダンスを拍手をしながら見るのも、良いじゃないですか。

のんびり、これも良い休日だなぁと完全にリラックスしていました。

そして迎えたお祭りのメインイベント、景品が当たるビンゴゲームが始まりました。例年盛り上がるんです。それまでもにぎわっていた会場にさらに人が押し寄せる瞬間。あれ、この町、こんなに人がいたっけ?そんな感覚さえあるくらい。

我が家の息子くんもお友達とステージ最前まで駆け寄り、パパとママは後方でスタンバイします。さぁ、誰か当たるかな?

そして始まったビンゴ大会。ステージの上でMCのお姉さんが番号を叫ぶたびに会場では一喜一憂の声が上がります。ビンゴの時のどきどきって、それこそ老若男女、いっしょに味わえますよね。いつ・どこでも・何歳になっても楽しいものです。

周りで「あ~」「う~」ため息が混じる中、あれ?隣の妻が早々にリーチ。あと27だけだねと話していました。

すると次にMCのお姉さん、「27!」 おー、当たったじゃん!顔を見合わせてびっくりした妻。ステージの上に駆け寄ります。

ステージで箱の中に手を突っ込む妻。その中に入っている紙に景品が書いてあるようです。

そして当たった景品は…アニマルマスク!

こちらです。

あー、あのバラエティ番組でよくある、あれね。

さらにテンションの上がったステージのみなさんから、「かぶって!」と言われる妻。さぁ、どうする?

そこはノリの良い妻。言われるがままにマスクをすぽっとかぶって、周りに手を振りました。おーっ、と拍手が湧くも、中身はきっと苦笑い?

マスクを外して戻ってきた彼女に、良かったね、と声をかける私。なんとも微妙な表情の妻。

妻:「私、今までこういったビンゴ大会で当たったの、鼻毛カッターくらいだったんだよね…」

あははと笑いあう私たち。

そしてビンゴゲームは続行。MCのお姉さんが次々に番号を言っていきます。会場は大盛り上がり。すると、いつの間にか私の手元のカードもリーチになっていました。

「54!」あれ?もしかして、私もビンゴ?

またまた妻と顔を見合わせて、私はステージの上へ。最前の息子くんからも「パパ―!」と呼ばれます。そして抽選箱から取り出した紙には…。

「Amazonギフト券〇円分」

わお、当たってしまいました。嬉しいのですが、なんだか妙に申し訳ない気持ちでステージを降りていそいそと妻の元へ。

妻:「これ(アニマルマスク)と交換して」

言われると思った。あははーとごまかす私。

しかしこんなこともあるのですね。会場には数百人の人がいたはずなのに、夫婦で何かしら当たるなんて、いったいどんな確率なんでしょう。

そうして一等賞のPS5が当たった方を見届けて、盛大に盛り上がったビンゴ大会終了。お祭りも無事に終わったのでした。

気になるのは最前で見ていた息子くん。残念ながら何も当たらず、がっかりしいているかなと思いきや。

ママからもらったアニマルマスクをかぶって、お友達と遊んでいました。

あ、シャツに何かシミついているよ、さっきこぼしたソースかな。マスク、前見えないし息苦しいから気を付けてね。

あー楽しかった。帰路につき、この日のあれこれを話していると、妻は自分がアニマルマスクがあたったこと、ステージ上でかぶったことがじわじわ笑えてきたようです。

あはは。確かに。きみがノリの良い人でよかったね。これもまた思い出だね。なんて言って三人でてくてく歩いて帰る夕暮れでした。

そしてその日の夜。

ふと息子くんを見ると、「おれ、キントレする!」と言ってせっせとがんばっていました。

ちょっ腕立てふせ?それ苦しいって!寝る前に汗かいちゃうよっ。

みんなであははと笑って、お布団にもぐりこんで、即バタンキューだったのでした。あぁ楽しかった。

おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫

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