昨日(7月8日)は全国的に気分が落ち込んだ人が多い一日だったのではないでしょうか。
ひとつの人生が終わる瞬間というのは、こうも突然なのか、ということをまざまざと見せつけられた気がします。
前首相・安倍さんのご冥福をお祈りします。
この残念な気持ちは簡単に伝染するようで、テレビやSNSから流れてくる情報に、自然と飲み込まれそうになります。
注意しないとそのまま引きずられて気持ちを保てなくなるので、意識的にネガティヴなニュースを遮断しています。
正直、訃報からもうそれ以上詳細は知りたくありません。
あとは知りたい人だけ知ってもらえば良いと思います。
人の生き死にに左右されない。私は私の人生を生きる。
とはいえ、与えられたこの命の尊さを痛感します。
普段の生活の中で、一歩間違えば交通事故に遭っていたかもしれない。マラソンの最中に具合が悪く倒れていたかもしれない。
町ですれ違う救急車を見ると、そんなことを考えてしまいます。
そんな生活の中で、今日も一日無事に過ごせることに、感謝したいです。
一日何があろうと、最後は大事な家族と過ごせるありがたさをかみしめます。
この毎日は、決して当たり前のものではない。
明日も同じ一日を過ごせる保証なんてどこにもない。
であれば、やりたいことを後回しになんてできないはず。
「いつかやろう」「いつかできるかも」
そんな「いつか」は待っていても来ないかもしれない。
身体の自由がきく今、ランニングをしてピアノを弾いて、家族といろんなところに出かけたい。
結局、自分のやりたいことって、たったこれだけなんだなぁと頭がクリアになります。
ふだんはあまり意識しませんが、人の命が消える瞬間、いつも自分の命について考えさせられます。
私たちにできることは、気持ちを切り替えて、自分の人生を地に足をつけて生きること。
実はたったそれだけの繰り返し。
そんな単調な人生に色をつけるかつけないかは、自分次第ということです。
後悔のない今日を、過ごしましょう。。