すこしずつ勉強してきた日商簿記3級のネット試験、本日は2回目の受験でした。
前回は62/100点であえなく撃沈。
さて、はたして今回はどうだったんでしょうか?
どきどき。
簿記3級を目指して
前回は2021年12月、初めて日商簿記3級の試験に挑戦しました。
昨今金融リテラシー界隈で取りざたされている、現代人の基本スキルと言われている簿記は、遅ればせながらわたしも取得しておかないといけないな、と思っていました。
FPの勉強はしていましたが、その試験の中でも簿記の仕訳の問題が普通に出てきていました。
結局仕訳の問題はヤマ勘で、捨ててきたようなもので、なんとかFPの試験には受かりました。
ただ、このままわからない状態にしておくのも良くないなと思って、さらなるお金にかかわる知識の研鑽、ということで簿記を取得しようと決めたのです。
もうひとつの受験のきっかけは、試験の形式です。
従来はペーパー試験のみでしたが、2021年度以降はペーパー試験と、ネット試験を併用したハイブリッド方式が採用されることになり、元々年3回の試験から、受験のチャンスが増加したことを知りました。
「それなら自分のペースで勉強できそう!」と思い、2021年10月からすこしずつ勉強を始めたのです。
勉強の仕方としてはオーソドックスに、まずは基本的なテキストをネットで探し、Youtube、スマホアプリ、資格スクールの教材、と、わりと広く手を付けました。
11月のCFP資格試験(残り金融・ライフの2科目)の勉強と平行してまずは全体像を把握することに努め、ある程度仕訳ができるようになってきたら、ひらすら練習問題を繰り返しました。
1回目の受験
さて、そんなかんじでまずは2021年内に受かりたいな、くらいの動機で、12月24日に受験申込をしました。
場所は金沢市南町のオフィスビルの一室。
入室すると、親切なスタッフの方が対応してくださり、荷物を全てロッカーに預けてデスクトップパソコンのある席へ着席。
「もし周りの音がうるさかったらイヤーマフを使ってください」と言われましたが、受験者は私だけだったので使わなくて大丈夫でした。
本当に集中したかったら使った方がいいんでしょうね。
本当は簿記の試験会場では、周りは電卓をカタカタ打つでしょうし、音が結構気になると言う話も聞いたことがあります。
そして、パソコンでID・パスワードを入力して、スタート。
試験は60分です。しかし
「60分ってこんなに短いんだ」
と感じるくらいあっという間に時間は過ぎました。
そして、第一回目の結果はこちら。
62/100点で、合格点の70点まであと8点足りませんでした。
第1問の仕訳15問は比較的できたつもりですが、それ以降がほとんど曖昧で数字が合いません。
特に第3問の精算表はあまりれんしゆしておず、戸惑って手が止まりました。
「おわた。。。」
でした(笑)
ほとんど仕訳の練習しかしていなかったので、ある意味当然の結果でした。
試験結果が出たら、すぐに次回の受験の申込を決めました。
2回目の受験
1月19日。
ちらちら降る雪の日。
前回から約1ヶ月空けてからの再受験です。
まずは自宅を出る直前に、「スッキリわかる 日商簿記3級」の特典のネット形式の模試を解いてみました。
じゃーん。
何度も繰り返し解いた問題が、身についていない!(笑)
もう中学校・高校の頃からケアレスミスは指摘されてきたのですが、人間、直らないものですね(笑)
落ち込んでも仕方がないので、気を取り直して、会場へ。
場所は前回と同じところで、まったく同じスタッフの方が対応してくださいました。
マニュアル通りの対応、のようなので、なんだか心地よいです。
受験スペースには今回もわたしひとりしかいません。
しかし何度受けても緊張します。
思い切って、よーいどん!
第1問は、なんとかサクサク進みます。
第2問。。。。
わからーん!
今回は逆に第3問対策しかしてこなかったので、それ以外のところが手薄でした。
もー不器用なわたし。
ですが、第3問を落ち着いて穴埋めしているうちに、
「もしかして合っているかも??」
なんとなく出て来る数字がきれいなので、そう思っただけで。
実際はわかりません。
なんとか第3問は全部穴埋めできました。
よっしゃ、第2問に戻ろう。
画面とにらめっこをしているうちに、カウントダウンしていく時間。。。
フタを開ければ、今回もまるまる60分かかりました。
そして、結果はすぐに出ます。
果たして!?
じゃーん!
なんとか受かりました!
点数の内訳は、第1問39点・第2問7点・第3問31点、でした。
第1・2問はそれぞれ前回とあまり変わりありませんが、なんとか第3問で点数が取れたという結果です。
とりあえずは、一区切りついてほっとしました。
30代最後の日に、ひとつ成功体験を積めたことも良かったです。
自信につながりました。
年齢は気にせず、まだまだ学んで生きていきたい。
そう思います。
今後、さらに商業簿記2級を受けるかどうかは検討しています。
せっかく簿記の楽しさの入り口付近まで来たので、もう少し奥に進んでみたいなと興味があります。
また引き続き簿記に取り組む場合は、こちらでお伝えしたいと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました。