現代人は1日に数多くの選択・判断する機会があるといいます。
なんでもかんでも判断判断では頭が疲れてしまい、本当に大事ことを判断することに影響を及ぼします。
せめて自宅では判断する回数を減らして、リラックスして過ごしたいものです。
そんな大げさな具体策ではないのですが、我が家ではあえて所有者を決めないで家族間でゆるくシェアしているものがあるので、ご紹介します。
食器はどれでも良い
茶碗、お椀、皿、箸、スプーンなど。
食器は誰が何を使っても良いことになっています。
「パパはこの箸」「ママはこの茶碗」とは決めていません。
どうせすべて洗って使うし家族で使うものなので、誰も気にしていません。
息子くんも子ども用の箸は卒業して、パパママと同じ箸を使っています。
たまたま色違い数色の箸を購入したのですが、次はもはや全部同じ柄でも良いですね。
色や柄の具合わせ、誰がどの食器か、いちいち考えなくても良いので、食卓の準備が簡単です。
もしかすると、息子くんが今後使う食器に対して「これはオレの!」と主張し出したらまた考えますが、しばらくこんな感じでいきたいです。
あ、わたしも妻もふだん使いのマグはそれぞれお気に入りのものがあります。
これらは自分たちの所有、と思っています。もちろん、誰かに使わせてと言われたらどうぞと差し出しますが。
最近は、わたしは能登ミルクさんのマグが好きです。紅白のロゴがかわいい。
タオルもどれでも良い
同じく、「どうせ洗うんだから」という理由で、タオル類も特にどれが誰のものとは決めていません。
いちいち選ぶ時間もないので、これまた気楽です。
ただ、我が家のタオルは統一感がないため、そろそろ色とサイズと統一しようねとは妻と話しています。
色は当たり障りないベージュか白かで考えています。
妻と普段着をシェア
最後は妻とわたしの服のシェアについて。
わたしが男性としては小柄のため、着ている服が、妻もすんなり着れちゃうケースがあります。
よくあるのが、ランニング用のシャツ。
わたしは男性のSサイズを着ていて、これが女性にとってはぴったりくるようです。
妻はちゃんとしている人なので、ちゃんと一言「貸して」と断ってきます。
どうぞどうぞ!ぜひ着てください。
愛する妻とシェアできるものがあれば、喜んでお貸しします。何も問題ありません。
わたしの使っていたキャップもサイズ感がぴったりだったので使ってもらっています。
そうやって家族で同じモノを使えたら、効率が良いですよね。
さすがにわたしは妻の服を着たりしませんよ。
分け合える気持ちを大切に
何かにつけ判断が多い生活の中で、きっと気軽にシェアできることがひとつの解決策になるのだと思います。
ひとつあれば、わざわざ買わなくても良い、探さなくても良い、所有しなくても良い、ということがあります。
それを一番実践しやすいのが家庭かなとも思います。
ちょっと話は変わりますが、我が家の5歳の息子くんのこと。
嬉しいことに、息子くんはおやつの時間にはパパママに自分のおやつをせっせと分けてくれます。
楽しみにしていたおやつも、3等分してくれることが多いです。
こんな小さな頃からシェアの気持ちを持っているなんて、パパさん感動。。。
彼にはシェアする喜びというか、その先にある人とのつながりを感じてもらえたらいいなと思います。
大人のわたしたちは、シェアすることで日々の判断疲れも軽減されるはずです。
まずは家族間であればすぐにでも試せそうですね。
わたしも妻と息子くんに、「貸して貸して〜」とお願いしてみようと思います。