【軽やかに生きる】過去の自分にとらわれない生き方

ミニマリストとして、モノを増やさない取り組みをしていると、どんどん自分がこだわっていた過去の記憶や記録も手放して行っていることに気づきます。

「昔はこうだった、あぁだった」にとらわれ、今をないがしろにしていないか?

自問します。

目次

学歴

「昔、自分はこうだったから、今はこうあるべし」のような思いがずっとありました。

まがりなりにも国公立大学を出て、社会に出たとき、そうでない人を見下すところがありました。

ところが、社会人生活の中で、たとえ高卒でも短大卒でも私大卒でも、責任をもって仕事ができる優秀な人がゴロゴロいることを知ら始めると、自らの偏見が恥ずかしくなりました。

今さらですが、他人を単純に学歴だけで評価すべきではなく、今を生きるその人自身に目を向けるべきです。

人は社会に出てからいかようにでも変われます。

逆に学歴のコンプレックスをバネにして急成長を遂げた人には魅力を感じます。

とはいえ、自分を大学入学から卒業まで支えてくれた両親には感謝しかありません。

国公立大学卒、という経験は見せびらかす必要はないものの、わたしにとっけもかけがえのない財産になっています。

それを踏まえて、今の自分に目を向けます。

資格試験

独りで勉強することが苦にならない性格のおかげで、ここまで主に以下の資格を取得してきました。

  • 宅地建物取引士
  • 賃貸不動産経営管理士
  • CFP (※ファイナンシャルプランナーの民間資格の最上位資格)
  • 英検準1級
  • HSK4級(※中国政府公認の中国語の資格。6級が最上位)
  • フランス語検定2級

こうしてみると、不動産系と語学系が多いようです。

好きなのは圧倒的に語学系。

他の国の言語を読んだり聞いたり理解することは、充実感を覚えます。

ところが、そうやって好きでやっているようで、実は常に何か目標がないと不安だから、資格試験の予定を先に入れているところがあります。

本当はそれがなくても自分は自分なのに、少し無理しているとも感じます。

「ここまで続けてきたのだから、勉強をしないと、わたしらしくいられないのでは?」なんて思うこともあります。

もちろん、今までやってきたことは全然無駄ではないし、むしろ難関資格に合格することで自信がついてきたことは間違いありません。

ただ、あまりにもそれに固執しすぎて、視野が狭くなってしまうのも良くないと思うのです。

「何度でも挑戦」

響きは素晴らしいのですが、今後はもっと柔軟に生きていきたいです。

現に、英検1級の一次試験はここまで4回落ちていて、次は5回目の受験を予定しています。

「果たしていつまで続けるの?続けないと格好がつかないの?」自問します。

本当は、いったん立ち止まって、その時その時の自分の気持ちに正直になっても良いのではないかと思います。

残された人生の時間は、有限なのだから、無理せず生きたいです。

マラソン

今から10年以上前からマラソンを始め、こつこつ積み上げてきた記録もあります。

フルマラソンのPB(プライベートベスト)は3時間10分21秒(2019年 金沢マラソン)。

ウルトラマラソンは数回サブテン(10時間切り)、オンラインマラソンでは無茶して一ヶ月に1,258kmを走ったこともありました。

ここ数年は、それなりに走力もついてきて、結果もついてきたと思います。

ただ、2020年以降はリアルのマラソン大会が相次いで自粛・中止となり、本番で力を発揮する機会がありませんでした。

そこで、もう一度自分のマラソン人生を仕切り直す意味で、気持ちをリセットします。

謙虚に心穏やかに、人と比べない、戦うのはあくまで自分自身。

今年で40歳になりましたが、まだまだわたしより年上のランナーさんでも、努力をして記録を伸ばしている方が大勢います。

奢ることなく、過去にしがみつかず、今の自分の身体でできる走りに集中します。

このように、学歴・資格試験・マラソン、それぞれ過去の記憶や記録に心支えられることが多々あります。

しかし、それをいつまでも見せびらかしたり、「あの時はあぁだった」と固執していても何も始まりません。

今の自分と向き合って、今からの人生を前向きに生きるため、また一歩踏み出します。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次