【雑記】「パパ、いまほしいものなに?」と聞かれて

息子くんからの問いかけ

8歳の息子くんから不意に聞かれました。「パパ、いまほしいものなに?」

あまりに唐突で「え、どうしたの?」と返すと、「次のたん生日になにかプレゼントしたいなって思って」といいます。

やさしいなぁ~。パパの誕生日はまだずっと先なのに、その気持ちが彼の中に芽生えてくれたことが嬉しくて仕方ありません。その瞬間、胸がじんわり温かくなりました。

「今ほしいもの」とは何か

いや、まてよ。

改めてその問いを突きつけられると、自分の心にざわめきが起こります。
「私は今、何がほしいのだろう?」

頭の中で細胞たちがわいわい相談するような感覚。ほんの5秒ほどの沈黙でしたが、その時間、全力で考えました。

そして出てきた答えはひとつ。「パパとキミとママ、家族が健康に過ごせること」

これは嘘偽りのない心からの本音でした。極端にいえば、それ以外にモノやコトは必要ないと感じられるのです。自分にまるで物欲がほとんどないことに少し驚きつつも、もはやそれを認めざるを得ません。

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いま手にしているもので十分

見渡せば、ささやかなマイホームがあります。10年乗り続けている軽自動車もあります。貴金属やブランド品には縁がなく、服はユニクロで必要十分。お酒やたばこも習慣にない。走ったり、本を読んだりできる日々があれば、それでじゅうぶん。

だからこそ、優先すべきは「健康」。これがあれば、家族で笑い合いながら過ごせる。しつこいくらい今は健康第一で、その軸を崩したくない。

43歳になった今、欲しいものを聞かれて「健康」としか答えられない自分に、正直少し驚きもありました。

かつては浪費に走り、あれもこれも欲しいと思っていた時代もありました。それでも巡り巡ってここにたどり着いた。きっとまた、欲しいものが増える時期も来るかもしれません。

それでも健康だけは、絶対に手放せない――そんな確信を、息子くんの何気ない一言が思い出させてくれたのでした。

おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫

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