記録的な猛暑・酷暑、そして豪雨や雷雨に見舞われた2025年8月。季節の変化に戸惑いながらも、これがこれからのスタンダードになるのかもしれないと思うと、不思議とその過酷さすら愛おしく感じられるように‥なる?
健康第一を胸に刻む
そんな8月に私が改めて強く意識したのは、当たり前1丁目1番地、「健康第一」ということ。7月に69歳の父が脳梗塞で倒れ、1カ月半の昏睡の末、じょじょに意識を取り戻しましたが、半身不随という現実が残りました。
これから続く長いリハビリは、本人はもちろん、家族にとっても大きな挑戦です。そんな父の姿を目の当たりにし、私自身も「健康でいられること」への執着が一層強まるのを感じました。
心配で受診した脳ドックの結果に安心したのも束の間、遺伝的要素を思うとぜんぜん油断できません。だからこそ、基本的な食事・運動・睡眠をととのえ、みだりに命を削るような趣味嗜好とは距離を置く決意を固めました。(もともと安全に過ごしていましたが)
家族と共に一日でも一秒でも長く過ごすために——父の出来事が、私の心に強い覚悟を刻み込みました。



デジタルタトゥーの重さを忘れない
もう一つ大切に心に留めたのは「デジタルタトゥー」という意識です。
インターネットに残す文章や画像は、自分の知らないところで半永久的に残り続ける。それが怖くもあり、だからこそ「どう残すか」を再認識しました。
もし妻が読んだら?子どもが目にしたら?その問いかけを胸に、毎日の投稿を続けています。
文字ひとつ、言葉ひとつが、私自身の証となる。だからこそ、人を傷つけない、誰かを貶めない。そんな当たり前のことを徹底して守る。
ネットに刻まれる言葉は消せないタトゥーだからこそ、その一文字に責任を持ちたい。これからも細心の注意を払いながら、自分の想いをつづり続けたいと強く思いました。

過去を捨て、いまを全盛期に
そして三つ目の学びは「過去の栄光を手放す」ことです。
人はつい「あの頃は」と振り返りたくなるもの。でも、その記憶にすがるほど、前に進めなくなるし、進まなくなる。実際、私も心当たりがあった、と告白します。
ならば、いまを全盛期にすればいい。そう自分に言い聞かせました。
というわけで、この秋、もうひとつの挑戦として、金沢マラソンの前週に行われる地元ローカル大会、40代男子・10kmの部にエントリーしました。43歳、まだ記録は伸ばせると信じています。(2年前は36:29)
過去に縛られず、まっすぐに挑戦する。その連続が、なんどでも人生を鮮やかにしてくれる。挑戦があるから、毎日が楽しい。
そう考えたら、わくわくしませんか?
9月は気持ちを入れ替え、走り込みに全力を注ぎます。いまを全盛期に。そう思える自分であり続けたいと願う、2025年8月の終わりです。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫