【ミニマリズム】定期で思い出す「足るを知る」

ふいに押しつぶされそうなとき

どれだけ生活に満足していても、ふと襲いかかってくる切なさや悲しみ、不安。わたしも気づけば、何かに追われているような気持ちに陥ることがあります。

そんなとき、私を救ってくれるのはなにも特別な言葉ではありません。数ある名言や自己啓発のフレーズよりも、やはり自分の軸にあるのはあの、「足るを知る」。

「いま、目の前にあるもので本当に足りていないの?」と自問すると、不足を数えるより、満ちているものが浮かんできます。

家に帰れば迎えてくれる家族がいて、毎日ご飯を食べられ、布団(そんなに上等なものではないけど)で眠れる。雨や風をしのげる屋根の下にいることも、決して当たり前ではないのだと気づかされます。

国民的アニメのあの歌

あの歌、好きなんですよね。「まんが日本昔話」のエンディング曲「にんげんっていいな」。シンプルながら、この歳になると、より沁みる‥。
(子どもの頃はおしりを出した子一等賞、に感化されがち)

くまの子みていたかくれんぼ
おしりを出した子 一等賞
夕焼けこやけで またあした またあした
いいないいな にんげんっていいな
おいしいおやつに ほかほかごはん
子どもの帰りを 待ってるだろな
ぼくも帰ろ お家へ帰ろ
でんでんでんぐりがえって バイバイバイ

もぐらがみていた 運動会
びりっ子元気だ 一等賞
夕焼けこやけで またあした またあした
いいないいな にんげんっていいな
みんなでなかよく ポチャポチャおふろ
あったかいふとんで 眠るんだろな
ぼくも帰ろ お家へ帰ろ
でんでんでんぐりがえって バイバイバイ

いいないいな にんげんっていいな
みんなでなかよく ポチャポチャおふろ
あったかいふとんで 眠るんだろな
ぼくも帰ろ お家へ帰ろ
でんでんでんぐりがえって バイバイバイ

「にんげんっていいな」山口あかり

調べると1984年から使用されていたそうで、当時は戦後から40年ほど経ち、日本人の暮らしが豊かになった頃でした。

その時代にすでに、日常の小さな幸せを歌ったこの曲が生まれていたことに驚きますが、そしてさらに40年たった今でも、胸にじんと響くのです。

やはりいつの時代も人が求めているのは、ぜいたくで華美なものではなく、「家族と笑い合えること」「安心して眠れること」なのかもしれません。

コップの水をどう見るか

これも良く聞く話。目の前にあるコップの水を見て、「これしかない」と思うのか、「これだけもある」と思うのか。

同じ状況でも、その受け取り方で心の満足度は大きく変わります。ミニマリストの考え方は、まさにその視点を鍛えてくれるものであることを心にきざもう。

物や情報に囲まれる時代だからこそ、「足るを知る」という小さな言葉を心の中に置き続けたい。今ここにあるものに素直に感謝できれば、人生はもっと軽やかで豊かなものになるはずですよね。

今日もいつも通りだけど、最高だ~。

おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫

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