【妻が言っていた】自宅での朝散歩 窓際でてくてく足踏みする

妻がむくっと起きて

ある朝のことです。妻がむくっと起き上がり、「おはよう」と声をかけると、そのまま窓際へ向かいました。

ドレープカーテンをさっと開けると、レースカーテンの内側にもぐりこみ、外に向かって無言で足踏みを始めたのです。

私は思わず「どうしたの?」と聞くと、妻は寝ぼけまなこで「朝散歩」と答えました。

なるほど、そういうことか‥。実際に外に出て歩くのではなく、自宅で散歩の代わりをしているつもり‥!

我が家の妻らしい発想に笑えました。

朝の光を浴びてリズムを整える

もちろん、実際に外を歩くのと比べれば、効果の差はあるのでしょうが。それでも朝の光を浴びること自体に意味があります。

体内時計をリセットする働きが期待でき、あの幸せホルモン・セロトニンの分泌も促されるといわれています。

さらに、その場でリズミカルに足踏みをすることで、ちょっとした有酸素運動にもなるはず。血流が良くなって、頭がすっきりするでしょうし。

なにより天候に左右されず、雨の日も寒い日も続けられるのが、この自宅で朝散歩の最大のメリット。

妻は特別な運動習慣があるわけではありませんが、こうしたちょっとした工夫を取り入れる姿勢にはいつも感心します。

その発想が、毎回わたしの斜め上をいっているんですよね‥。

愛おしい光景

外に出て歩く散歩は、景色や空気の刺激もあり、健康効果としてはやはり一歩上かもしれません。

ですが、毎日続けるとなるとハードルが上がります。その点、自宅での足踏みなら無理なく習慣にできるはず。

私もその姿を後ろから眺めていると、少しシュールで思わず笑ってしまうのですが、同時に「こういうのが妻らしいな」と愛おしさが込み上げてきます。

健康を意識しながらも、自分のペースで楽しむ姿勢。その純粋さに、なんだかこちらまで元気をもらえるんですよね。

おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫

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