忘れてしまいたいほどの過去が、たくさんあるけど
誰にでも、「できれば記憶から消したい過去」ってあるじゃないですか。
なんちゅう派手な柄のシャツを着ていたとか、とんでもない髪色にしていたとか、誰にも見せられないポエムを書いていたとか…。
もちろん私にもあります。
中学生の頃にノートにびっしり書いたオリジナルの歌詞とか、大学デビューのつもりで金髪にして髪のダメージめちゃくちゃひどかったとか、羽のモチーフのバックプリントがはいったジャケットを数万円で買ったとか、好きな子に自作の歌を録音したMD?をプレゼントした、とか‥。まぁ思い出せば際限なく、ひどいもんです。
例にもれず、10代20代はとにかく背伸びをして、格好つけていた。でも、それが当時の本気だったんですよね。自分だったんですよね。
今の自分も、未来から見れば未熟かもしれない
40代になった今、「さすがにもう落ち着いただろう」と思っている自分もいるけど、ふと考えるんです。
60代・70代になったとき、この40代の自分を振り返って「まだまだ青かったな」と思うのかもしれない、って。
今は人生のピークだと思っていても、それはあくまでその時点での最適解。きっと人生のゴールではないし、達観の境地にもまだ届いていない。
こうやって書いている内容すら、未来の自分からすると「へ~、まだまだだね~」みたいな。
むしろ、青くさい部分はこれからも少しずつ形を変えながら続いていくのかもしれません。
未完成のまま終わる人生を楽しみたい
であれば「青くさい」というのは、裏を返せば、何かに本気になれている証拠ともいえる。完成形になれないまま、最後まで走り続けるのも悪くない。
いつか最期のときを迎えたときに、「あの頃の自分もなかなかやったね~」と笑って振り返られたら、それはきっと幸せな人生じゃないですか。
過去の自分を否定せず、今の自分もこれからの自分も、全部ひっくるめて愛せたら最高。いや、もしかして青くさいは、一生続いていくんじゃないか?と。
そう考えると、今、40代の自分の青さも、可愛いもんだと受け入れられます。
最近、家族でYOASOBIのライブに行ってきました!最高だったー。いえいいえい!

おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫