梅雨入りと猛暑がダブルでパンチのあった6月。湿気と低気圧に気持ちも沈みがちでしたが、そんな中にも学びがありました。
飛騨高山ウルトラマラソン、90kmでのリタイア
今年4回目の出走となった飛騨高山ウルトラマラソン。結果は90キロ地点での無念のリタイア。
これまで順調だったから今回もなんとかなる…そんな油断が心のどこかにあったのだと、素直に認めます。
リタイア直後、「もうやめてもいいかな」という考えもよぎりました。ですが、時間をかけてじっくり自分と向き合えるこの競技の魅力は、やはり大きい。
悔しさも含めて、ウルトラマラソンはやっぱり面白い。来年も、年に一度のライフワークとして続けていく覚悟を、改めて決めました。


繊細さを認めてはじまるやさしい世界
今月のもうひとつの気づきは、「HSP(Highly Sensitive Person)=繊細さん」としての自分を受け入れること。
以前は「弱み」だと感じていた部分が、実は生まれ持った気質だと知ってから、少し肩の力が抜けたように思います。私は私のままでいいんだ、と。
そう決めてからは、なぜか周囲の人にも優しく接したくなりました。だって、目の前の誰かも繊細さんかもしれないじゃないですか。
そんな小さな思いやりの連鎖が、じわじわと世界をやさしくしていく。そう信じられるようになったのも、大きな変化のひとつです。

親子3人、ドラム発表会を完走
そして我が家にとっての6月のハイライト。家族3人で挑んだドラム発表会。私、妻、そして小学生の息子くん、それぞれがしっかりと自分の出番をやりとげました。
ほっと一安心すると同時に、深く感動したのが、他の参加者のみなさんの演奏。小学生からご年配の方まで、まさに老若男女が、それぞれの「好きな曲」を思いを込めてプレイしていたのです。
中でも印象的だったのは最高齢のご婦人。昨年よりも手首がしなやかになり、リズムも安定。おそらく相当な練習を積んだのでしょう。見入ってしまうほどのプレイでした。
そして我が家の妻。35歳で初挑戦ながら、「発表会に出る!」と宣言し、地道に練習を続けて本番をやり遂げました。年齢なんて関係ない。やるか、やらないか。行動こそが大事だと、演者の皆さんの姿に勇気をもらいました。

そして、いよいよ夏本番。我が家のモットーは「いのちだいじに」。健康第一で、暑さに負けず、長い夏を家族で乗り切っていこうと思います。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫