ミニマリスト=修行僧ではない
ワタクシ、自称ミニマリストです。
そう言うと、「モノを極限まで減らして生活している人」と思われがちですが、実際はそこまでストイックではありません。
むしろ、モノの数を減らすことよりも「自分が本当に好きなものだけに囲まれて暮らす」ことを大切にしています。
そんな暮らしの中で、改めて気づいたことがあります。
私は緑色が好き。何度も思い返してみても、やっぱりそうでした。
特定の色に強く惹かれるようになったのは、少なくとも20代の頃からだった気がします。
見渡せば自宅の内装の壁、カーテン、ソファ、ジャケット、シャツ、マイボトル、財布、コーヒーミル、メガネケース、ペン、ブックカバー、名刺入れ、タオル、マウスウォッシュ…などなど。

ランニング用品にしても、ランパンやソックス、そしてかつて愛用していた緑色のガーミン。
気づけば、身の回りにはたくさんの緑が溢れていました。

緑色に元気をもらう日々
なぜこんなに緑色に惹かれるのか。
理由は単純で、緑色が私に力をくれるからです。
とはいえ、「こんなに緑だらけでいいのかな?」と迷った時期もありました。ちょっと病的なのかな、どうなのかな。
そしてつい最近なのですが、2024年に大ヒットした「はいよろこんで」のこっちのけんとさんに出会いました。ご本人は、髪色もメガネも緑、その色が好きな自分らしさを思いきり表現している人。
それを見て、強く心を打たれたのです。
「いいじゃん、自分が好きな色でいいじゃん。」
そう思えるようになってからは、さらに心置きなく緑色を選べるようになりました。
むしろ、周りの「緑じゃないもの」が気になって仕方ない。「おまえも緑にしてやろうか?」なんて、つい悪魔のささやきを口にしてしまいそうになるほどです。
緑色に囲まれて生きていきたい
新緑の季節、外をただぶらぶらするだけで、気分がすーっと軽くなります。
淡い緑、深い緑、鮮やかな緑――。
いろとりどりの緑に囲まれるだけで、心が満たされるのです。きっとこれからも、私は緑を選び続けるでしょう。
そして、ちょっと怖いことにも気づいてしまいました。
もし私に何かモノを売りたいなら、シンプルです。それを緑にするだけでいい。
それだけで、私はほいほいと選んでしまうでしょう。
緑に囲まれて気分が上がり、やる気も出る。
ミニマリストを名乗りながらも、好きなものには素直に手を伸ばしてしまう。そんな自分も、悪くないなと思っています。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫