【雑記】スウェーデンに飛んでみた  ラゴムの哲学

ひょんなことからスウェーデン散策へ

実際にスウェーデンに行ったわけではないのですが、ひょんなことからスウェーデンという国に興味を持ち、Googleマップで飛んでみることにしました。

旅費はタダです。↓一緒に行ってみませんか?

スウェーデン

せっかくなので、北欧特有の都会の美しさだけでなく、郊外の風景を楽しんでみようと思い、ストリートビューの人間アイコンをつまんで、ひょいと放り投げてみました。

すると、そこには開けた村のような場所が広がっていました。私が選んだ地域は多くの家が平屋で、どれも大きく広々としていました。空は北欧らしいどんよりとしたグレーがかった色合いで、私の好みの風景が広がっていました。

一つ気になったのが、どの家にもキャンピングカーがあること。調べてみると、スウェーデンではキャンピングカーの所有がしやすい法整備が整っており、税制優遇もあるのだとか。これも、自然と共生する北欧のライフスタイルを反映しているのかもしれません。

夏休みに家族でキャンピングカーでぶらりと好きな場所へ行く。そんな生活に憧れを感じつつ、日本とは違うスウェーデンの暮らしを妄想するのでした。


スウェーデン人のライフスタイル哲学「ラゴム」

スウェーデンを調べる中で特に気になった言葉がありました。それが「Lagom ラゴム(ラーゴム)」というスウェーデン語です。この言葉は「ちょうど良い」「ほどほど」という意味で、スウェーデン人の基本的なライフスタイル哲学とされています。

ラゴムの考え方は、日本の「和」や「節度」を重んじる文化にも通じる部分があり、とても馴染みやすいと感じました。

なんとなく似たような概念である「ミニマリズム」との違いについては以下のとおり。

  • ミニマリズム:必要最小限に減らすことを目指し、削ぎ落すことに重きを置く
  • ラゴム:減らしすぎず、ほどほどを意識し、調和を重視する

ラゴムは、何事も過剰に求めるのではなく、ほどほどにすることで無理なく自然体でいられるという哲学です。なるほど、この考え方は、現代の忙しい生活の中で、見失いがちな大切なことを思い出させてくれるもの。


「ラゴム エール ベスト」 ちょうど良いのが一番

スウェーデン語で「Lagom är bäst ラゴム エール ベスト」という言葉があります。これは「ちょうど良いのが一番」という意味です。

焦らず、慌てず、過剰を求めず、何事もほどほどに。こうしたラゴムの精神を日常に取り入れることで、心の余裕が生まれ、生活が豊かになるのではないかと思います。

日本でも、何かを極端に減らしたり増やしたりするのではなく、調和を意識した暮らしが見直されつつあります。特に忙しい毎日を送っていると、つい何かを急ぎすぎたり、完璧を求めてしまいがちです。でも、無理をするとどこかで歪みが生じます。私も心当たりがあります。

「ラゴム エール ベスト」――ちょうど良いのが一番というこの言葉を胸に、私も少し気持ちを緩めながら、ゆったりとした日々を過ごしていきたいと思いました。

そんな、ちょっとした北欧旅行のお話でした。また気になった国に散策にふらっと出かけようと思います。

おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次