静かなこの日をじっくりと
ただいま、クリスマスイブの早朝。家族がまだ寝静まる中、リビングでPCに向かっています。我が家で唯一季節感を演出するアイテム、クリスマスツリーがぴかぴかと輝いて、静かな部屋を温かく包み込んでいます。
イヤホンからうすーく流れるスタバのボサノバやジャズのBGMを聞きながら、自分で淹れたコーヒーでほっとして過ごすひととき。もうそれだけで気分は「メリークリスマス」じゃないですか?
ワタシも大人(おじさん)になり、プレゼントをもらう立場から離れて久しいのですが、それでもこのクリスマスの雰囲気は特別です。心が自然と弾むこの季節を、今年も静かに楽しませてもらっています。
どこかの誰かが季節感をつくってくれる
近所のスーパーに足を運ぶと、クリスマスらしいBGMが店内に流れ、お惣菜コーナーが普段以上に充実していたり、お菓子が詰め合わせられた長靴が並びんでいたり。さらに街中を歩けば、きらきら輝くイルミネーションが目を楽しませてくれますし、ただ歩くだけでも胸がどきどきしてきます。
そしてクリスマスが終わった瞬間に訪れる日本の季節感の切り替え、その瞬間芸も、なんだか今では愛おしく感じられます。10代20代の頃は、その変化の早さを冷めた目で見ていたこともありましたが、年齢を重ねるにつれて、その節操のなさがまた日本らしい魅力だと思えるようになってきました。
考えてみれば、自分が何もしていないのに、外の世界は刻一刻と季節を演出した雰囲気を醸し出してくれます。春は春らしく、夏は夏らしく、秋は秋らしく、冬は冬らしく。
私たちが行く先々で感じるその「季節感」というものは、実は「私以外の誰か」の手によってつくり出されている(そこにはビジネスもある)。そんなことに思いをはせると、こうした移り行く季節感を、多くの人のおかげで味わわせてもらえるこの世界に感謝せざるをえません。じんわりと共同体感覚があふれてきます。
サンタさん まってるね
我が家では、小学校低学年の息子くんがサンタさんを迎える準備をしています。今年もサンタさんへのお手紙を書き、期待に胸を膨らませています。
その要望は年々具体的になり、きっとサンタさんにとっても助けになることでしょう。さらに、来てくれたお礼としてお菓子も用意しています。その心遣いに、サンタさんもきっと喜んでくれるよね。
今年のツリーも、そろそろ見納めだと思うと少し寂しさも感じますが、また来年も家族でこの特別な季節を迎えられたらと思います。今日はクリスマスイブ。仕事をさっと片付けて早く帰ってきます。
みなさんも素敵なクリスマスをお過ごしください。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫