ちゃんと学びたくなってきた
ワタクシも自称ミニマリストとして、これまで本を読んだり、YouTubeを見たりと独学で整理収納について学んできました。モノを「捨てる」「持たない」「整理する」「収納する」など、たくさんの試行錯誤を繰り返し、ようやく今の快適な生活を手に入れました。この過程で、自分はやっぱり片づけや整理が好きなのだと気づいたのが、つい最近のこと。
ですが、自分のスタイルが偏っていることもじゅうぶん理解しています。私は「そもそも持たない」を選ぶ傾向が強いため、持ち物を綺麗に収納することが苦手です。「どうやって収納しようか」と考えるのが面倒で、「そもそもいらない」という結論に至ることが多いのです。
この考え方が果たして正しいのか?同じような悩みを持つ人の力になれないか?そろそろ体系的に学んでも良いのではないかと考えるようになりました。
資格の世界をのぞいてみた
重い腰を上げて、整理収納関連の資格について調べてみました。そうした時、一番よく耳にするのが「整理収納アドバイザー」ですが、実際にその詳細を知る機会はこれまでありませんでした。
なるほど、やはり一番メジャーな資格のため、持っていると人に伝わりやすそうですね。ただし、目的によって何級まで取得するか?費用対効果をよくよく考えないといけないのかなと思います。
そしてさらに調べているうちに、あることに気づきました。
それは、この片付け・収納の分野には私たちの知らない、数多くの資格が存在するということです。参考になったのが、一般社団法人 日本片づけ整理収納協議会の「片づけ整理収納関連資格マップ」というもの。
まずこれを見て驚いたのは、大きなカテゴリーとして同じ「片付け」「整理」に属する資格が、めちゃくちゃ雑多に存在している点です。皮肉ではないですが、そもそも資格の種類が多すぎて、業界内で収拾がつかない状況になっているように見えるので笑えません。
本当にそれが存在するのか?その資格をもっていると期待された効果を得られるのか?もちろん、資格はただの資格なので、それを利用するしないは個人の采配にかかってきます。
それにしても、これだけ多種多様な資格がある背景には、片づけや整理に関心を持つ人々がそれぞれ独自のアプローチを掲げていることが影響しているのかと推測します。この状況を見ると、ミニマリスト気質の「メインストリームに乗っからない」精神が反映されているように思えてなりません。
私も〇〇協会を立ち上げて「ゆるゆるお片付けアドバイザー(仮)」3級から1級まではこう、その受講料受験料はこうで、取得したあかつきには認定証をお渡しします、と打ち出したならばこの表の中に入るのかしら?なんて勝手な妄想をしてしまいました。
どの師匠につくか
それでもやはり、体系的に学びたいという気持ちはあります。ここまで独学で学んできた私ですが、資格という形で基礎や理論を改めて整理することは、きっと自分の成長に繋がると感じています。
ただし、資格選びは慎重に。たくさんの資格があるからこそ、「どの師匠につくか」を吟味し、自分の価値観や目標に合った資格を選ぶことが重要です。
資格取得を目指す過程自体も楽しみのひとつですが、気づけば「資格の沼」にはまってしまう恐れもあります。自分にとって何が必要かを見極めながら、新たな学びを得たいものです。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫