子どもの「どうして●●が××なの?」
親であれば誰もが経験する、子どもからの「どうして●●が××なの?」という質問。これにすぐに答えられればいいのですが、意外と難しい場合もありますよね。
私も小学校低学年の息子くんに対して、時々答えに詰まってしまい、なんとなくごまかしてしまうこと、よくあります。ですが、子どもの純粋な好奇心を放置してしまうのは、親としてよくないなと反省するのでした。
そこで思いついたのが、AIの力を借りることです。特にChatGPTは、どんな質問にも相手に合わせてわかりやすく説明してくれる頼れる存在。毎日めちゃくちゃ助けてもらっています。
ありがたいことに日々の知識や経験の不足を補ってくれたり、新たな気づきを与えてくれたり、便利すぎて頭があがりません。もちろん、この記事の加筆修正も手伝ってくれていることも付け加えておきます。
小学生にもわかるように工夫する
子どもの「どうして●●が××なの?」フラグが発動してChatGPTを活用する際、私が付け加えるプロンプトは「小学2年生でもわかるように説明してください」。
たったこの一文を加えるだけで、あっという間に難しい概念も子どもが理解しやすい言葉に変換されます。
例えば、「どうして空は青いの?」という質問を、ちゃんと知りたいと投げかけてみるとこんなかんじですが、
「小学2年生でもわかるように説明してください」を加えると、
このようにやさしい言葉でかみくだいて解説してくれます。
また、回答を子どもにそのまま伝えるのではなく、一度私たち親が消化してから説明し直すことで、親自身の理解も深まり、親子間でより良いコミュニケーションが生まれるような気もしています。お互いに学びを得るのは楽しいですからね。
そしてもうひとつ、私のすぐに対応できるようにする具体策。スマホやPCのユーザ辞書で、「小学2年生でもわかるように説明してください」を「し」で単語登録をしてショートカットできるようにしておくと便利です。
これで、子どもの興味が冷めないうちに素早く回答を得ることができますからね。
信頼されるのは、どっち?
そして思うんです。
今はこうやって親が代わりにChatGPTを使って子どもがわからないことを調べていますが、数年経てば、彼らは自分でスマホやPCを使って、わからないことを自分で調べるようになる。そしていちいち大人に聞くこともなくなっていく。おそらく、この先ほんの数年でそんな時代が来ると思います。
都合の悪いこと・わからないことを適当にごまかす大人より、なんでもわかりやすく答えてくれるAI。信頼されるのは、果たしていったいどっち?と思うと、背筋がぞっとするのはワタシだけでしょうか。
だからこそ、今のうちできるだけ子どもの「なぜ?」をいっしょに考えて、ともに学んでいきたいと思うのです。というわけで、これからもお世話になりますね、AI先生。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫