こんな記事を書いてから約二年が経ちました。
ずっと履いているランニングシューズ「On」以外でも、果たして私はマラソンのパフォーマンスを発揮できるのか?なんてたまに思うのです。
ですが、相変わらず他のメーカーを試してみたい気持ちと、モノを増やしたくない気持ちのはざまでぐずぐずしています。上の記事の最後にあるような、かっこよく行動に移すことがいまだできていません。
その間、ただひとつ「ワタシ、グッジョブ」だったのは、mizunoのレースシューズを1足買ったこと。私が選んだのは、例の「マジックスピード3」でした。
これは完全にフィーリングでスポーツ用品店さんで即決購入。結果的にぴったりはまって、その後のレースでサブ3(3時間切り)を飛び越してサブエガ(2時間50分切り)を達成することができたのです。
これはシューズというアイテムのグレードが上がったので、今回の話題からすこし外れるかもしれませんが、ふだん使い慣れていないものに替えても走れる、ということはなんとなくわかりました。
とはいえ、やはり心のどこかで試してみたいのは、それほどランニングの力を増幅される?ような機能のないもの。(と言ったら語弊があるのでしょうか)
それこそ、数千円の安価なシューズや、流行りのサンダル・ワラーチ系が頭に浮かびます。
確かにそれらを履いて走っているランナーさんをお見かけしますし、もちろん興味もあるのですが、なかなか実際に行動に移せずにいるワタシ。
それにについてよーく考えてみます。本当に試してみたかったら、きっと何を置いてでもぱっと飛びついているはず。
…いや、ということは、私自身、現状維持が最善だと思っているということでしょうか。あえてパフォーマンスを不安定にさせるような選択をしない、ということが良いと思っているのでしょうか。
うん、きっとそうだ。と、勝手に独りで納得しています。私は「弘法になりたいのか、なりたくないのか?」。実際声に出して自分に聞いてみます。
すると、その質問に対しては、「モノを増やしたくないから、今はいいかな」に落ち着きました。
おそらく、今の私の中ではランニングで突き抜けることより、ミニマルでシンプルな生活を送ること、のほうに比重が傾いているようです。
であれば、それはそれで良いのかなと思います。無理してあれこれ他のシューズを試さなくとも、いまベストだと思う最小限のアイテムで勝負すれば良いのだと。
これ、なんなんでしょうね?逃げなのか、あぐらをかいているのか。ただの思考停止なのか。フォローするには面白味のないランナーかもしれませんが、これが私の居心地の良い状態なのかもしれません。
今回の話はちょっとよくわかりませんよね。自分でも書いていてよくわかりません。ずっこけさせるような内容ですみません。
ひとつ言えるのは、この日常にとても満足しているということ。満たされすぎて、時には怖くなるくらいです。ですので、そのうち私が急激な変化を求めるような行動に出たら、どうかお察しください。
この足元が「On」でなくなった時、きっと何かが起きたはずです…。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫