うだるような暑さの中、背筋が冷える思いの方も多いのではないでしょうか。株式市場の連日の暴落、荒れに荒れています。
2024年8月5日の日経平均株価は前週末から大幅に下落。あっという間に3万4,451円になってしまいました。先月の史上最高値4万2,224円からの大暴落、まさに歴史に残る日となりました。
話題になっているとおり、この下落幅は1987年10月20日の「ブラックマンデー」の翌日の3,836円安を超えて過去最大といいますから、おそろしい。
そんな中、SNS上では「相場を読んでいた♪」というトレーダーの方もいますが、それはいつの時代も言ったもん勝ち。投資のステージに上がったほぼすべての人が強烈なストレスにさらされる状況となりました。
御多分にもれず、私もこのように資産が急降下中。(金額は伏せてあります)
おそらくみなさんと同じような投資スタイルで地道にこつこつ積んできましたが、なるほど、積み上げてきたモノはふとした瞬間にあっという間に溶けていくのだなと、折れる線を興味深く眺めています。
チャートに対して冷静なつもりでしたが、こんなの毎日真面目に直視したら、さすがに吐きそう。
もちろんここから先のことは誰にもわかりませんが、ただひとつ思うのは、日々の値動きに一喜一憂していても、実生活は何も変わらないということ。
この状況下、思い悩んで下す判断は、もしかすると焦りの一手かもしれません。だからこそ、私は「ステイ」を選びます。
それを選んだとしても死ぬわけではないということと、ものごとを短期的に考えるのは得策ではないと考えるからです。
SNSに跋扈する謎の投資アカウントやトレーダーの方の発言に引きずられることなく、いま目の前にあることに集中して、日常生活を送りたいものです。
そもそもミニマリスト的な「持たない」暮らしをしているため、こんな時でも心に多少はゆとりがあると感じます。もしその逆の生き方を選んでいたらと思うと…。過去の自分の判断に感謝したい。
だからこそ、これからも変わらず健康に、身を低く謙虚に、生活をシンプルに過ごしていきたいと襟を正すのです。
さて、朝の涼しいうちにちょっと走ってこようかな。まずは健康第一。心穏やかにいきましょう。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫