【雑記】外国語学習 ノイズはしだいにきれいな音になっていく

語弊をおそれず言うならば、外国語は誰にとってもはじめはノイズだと思んです。

自分の知らない・話せない言葉が耳に入ってきても、それは雑音。意味が理解できないから、聞いていると苦痛。心地よくはないもの。

たとえば私たちに一番身近な英語も、はじめはそうだったはず。「This is a pen.」すら知らなかった初心者の頃は、「ディスイズアペン」という言葉の塊はただのノイズでしかなかったはず。

それが(個人の努力にもよりますが)勉強する過程でその言葉・響きと意味がつながるようになって、しだいにクリアになっていく。「ディスイズアペン」=「This is a pen.」へと変わっていく。

発音・単語・文の組み立て方(文法)、それらをまんべんなく学ぶことで、クリアになるスピードは加速していく。平易な内容であれば、英語は教育課程で習った材料だけで、相手の言っていることがわかり、だいたいは身振り手振りを交えて答えることができます。これは英語学習で実感している方も多いのではないでしょうか。

そんないくばくかの成功体験をもとに、いま、別の言語で「ノイズがきれいな音になる」現象を再現できないか、チャレンジしています。

それは、中国語

数年前に単純に興味があってすこしかじっていましたが、中途半端な状態で挫折。まったく身にならずしばらく距離を置いていました。(HSK4級程度)

ところが最近ひょんなことから、中国語に触れる機会が多い職務にあたることとなり、もう一度やり直そうと思いたったのです。

ですが、なんせまだまだ語彙力もないし、文を組み立てることもできない。積み上げたはずの中国語はほぼゼロの状態にリセットされていて、見聞きする言葉はただのノイズでしかありません。

中国の方から「ミンティエンジエン(明天见=また明日)」とぱっと言われても、そのフレーズをアタマの中で反芻するだけ。言葉と意味が瞬時につながりません。これがけっこう悔しい。

ですが、思い返せば、英語だって「See you tomorrow.」と言われればなんとなく反応できるじゃないですか。中学・高校となんとなく受けてきた学校英語の残りかすのようなものは、私たちの中に確かにあるんです。

だとすれば、もっと主体的に言語を学べば、英語のようにクリアに聞こえるようになるかもしれない?そんな淡い期待をもっています。

たしかに今はまだ中国の方が話す内容は、たいへん失礼な言い方で恐縮なのですが、私にとっては意味の塊をなしていない。

ですが、これから学習をすすめるにあたって必ずそれらがきれいな音になって自分の耳に入って来ると期待して、前向きに取り組みたいと思うのです。

我想努力学习中文。(私は中国語の勉強をがんばる!)

そんな私の中国語学習、実際どのように勉強をしているかはまた別の機会にご紹介しますね。

おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫

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