先日の「飛騨高山ウルトラマラソン」、つたない編集の動画をご覧いただき、誠にありがとうございました。
レースを走って動画をアップしたことで、私の中で大会がいったん完結しました。
あまり動画をアップした後にそれを見返すことはないのですが、改めて見てみると、中盤までワタクシ、ずっと「気持ち良い」を連発していましたね。
もう、なんというか、世界に入ってしまっています。ある意味あぶないゾーンにいたのかもしれません…。
走っている最中に、ついついクセで、脳裏によぎった言葉が口からこぼれてしまうのです。
ですが、毎度飛騨高山の50kmを過ぎたころにアタマをよぎる「浄化の儀式」は、我ながら言い得て妙だと思っています。
我々社会人、生きていると日々あれこれありますが、この飛騨高山の100kmの道のりを無心で走ることで、身も心も清められる、そんな感覚があるのです。
自分の持てるものをぜんぶ振り絞ってゴールを目指すわけですからね。汗も出るし、トイレの排泄(私は結局6回トイレに行きました)もするし、気力も振り絞るし。
デトックス効果?ウルトラにはそれに近いものが、きっとあるはず。
一年に一度、この儀式ともいえる走りを終えたあとは、不思議と肩の重りが外れたような、そんなふうに思えます。
さらに、道中ずっと「ありがとう」の感謝の気持ちをもって走ることで、大会の後、誰と会っても優しく接することができる。そんな副次的効果も実感しています。
ウルトラマラソンは「浄化の儀式」
これが今の私にとって一番しっくりくる考え方。ウルトラを走る理由なのかもしれません。
だからといって、ふだんは汚れているわけじゃないですよ(笑)
今年のウルトラは飛騨高山で最後ですが、また来年も気持ちよく走れるよう、引き続き日々トレーニングを積んでいきたいと思うのです。
来年も飛騨高山のみなさん、よろしくお願いいたします。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫