ミニマリストさんの定番家電といえば、真っ先に挙がるのが、お掃除ロボット。わが家にもかつてあったんです。
↑購入したお掃除ロボット、とってもかわいくてしばらく愛用していました。こんなに安価で高性能のお掃除ロボットが買えるなんて、素晴らしい時代。多少の段差もなんのその、すいすい部屋中をお掃除してくれる働き者に、当時感動したものでした。商品自体はおすすめできるもの。
ところが、その後、気持ちの変化があり手放すことになった経緯があります。
確かに便利は便利だったんですよ。たいへんお世話になりました。
ですが、上の記事にもあるように、それほど広くない我が家を掃除するのに、ゆっくり移動するロボットより、コードレスの掃除機でさっと掃除したほうが早い、という単純な理由で自然と使わなくなってしまいました。うすうすそれに気づいていたものの、本当にさようならするまでは、しばらく使っていないのを見て見ないフリをしていたのです。
正直に言うと、心の中では「ミニマリストならお掃除ロボットを持っていないとダメじゃないか?」なんて余計な思いが引っかかっていたのが本当のところ。今となっては、なんてことのないこだわりだったと思います。なんなら、我が家には同じくミニマリストさんご用達のドラム式洗濯機もありません。ミニマリストのお手本から外れ、独自路線を自ら選んだひとつの例なのかもしれません。
そうしてお掃除ロボットを手放した我が家。代わりに動き出したのが、「手動お掃除ロボット パパ」でした。ロボットパパは主に朝の時間帯に稼働します。タイミングとしては、出勤前。身の回りの準備をして、余った時間にさっとコードレス掃除機を持って部屋を回るのです。我が家はぜんぜん広くないので、概ね10分以内で掃除は終了。
そしてパパが掃除機をかけている間に、ママと息子くんがそれぞれに身支度を済ませるような流れが、最近我が家ではしっくりきています。自動のお掃除ロボットから手動のお掃除ロボットに替わりましたが、ポンコツながらパパ、がんばっています。
とはいえ、私としては掃除機をかけることは「全然苦にならない」というのが正直な気持ち。朝の時間帯にさっと室内を主体的に掃除することは、単純に気持ち良い。また、ママが朝ごはんの準備・片づけをしてくれている一方で、他にできることをやっているという自己肯定感が上がります。掃除をしていると、朝からなんだか「家族で協力している」と連帯感が湧くのです。
確かに、ロボットの導入で家事をしなくて済むメリットもありますが、そこをあえて家事を残す、という我が家。セオリーからは外れているかもしれませんが、今のところこれで家族のバランスが成り立っているように感じます。
毎朝掃除機をかけているので、実際は掃除してもしなくても、床はそれほど汚れが目立ちません。ですが、やりたいんです、パパは。もうルーティンとして生活に組み込まれてしまっている状態になってしまったのです。
これはしめたモノ?余計なモノ?わかりませんが、掃除をしてすっきりしてから、通勤ランに出かけるのが、またメンタルに良いんです。私にとって朝の掃除は、気分を上げる儀式のようなものなのかもしれません。良い効果を実感しています。
さぁ、今朝もパパさんお掃除ロボット、さっとお部屋の中をきれいにしてから出発するぞっと。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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