失礼を承知で「おじいちゃん」と呼ばせていただきますが、お仕事の中でとても気になるおじいちゃんがいるのです。
その方、Hさん。御年80歳を越えていると聞きます。
何がすごいって、このHさん。とにかくいつも機嫌が良い。
こちらからいつお電話を差し上げても、「いつもありがとね~!(^○^)」
聞こえてくる声が弾んでいるのです。
「あ~ありがとう、ありがとう」
これがなんと心のこもった「ありがとう」だこと。
聞いていてこちらの心がほくほくします。
実際お会いする時も、電話口と変わらず物腰穏やかなHさん。
私が説明する話を、隅から隅まで「はぁ~なるほどね~そうなんですかぁ(^○^)」と聞いてくださる。
私が常日頃意識している傾聴のスキルを、おそらく気の遠くなるような年月をかけて体得した、達人の域に達したお方なのだと思うのです。
相手の話を遮らず同調して、むやみに反論しようとせず、ゆっくり話す、と。
そうやって知識も経験も足りない何十歳年下の私を、とても丁寧に扱ってくださるHさん。
これはなかなか誰にでもできることではありません。
Hさんから「○○さん(私)、またたのんね!(頼むね)(^○^)」
そう言われれば、「はい、お任せください(^○^)」と応えたくなるもの。
こういった関係、嬉しいなぁ。
憂うのはいつだって人対人の場面。
そんな時、相手の態度は選ぶことはできませんが、せめて私もHさんのような、穏やかでいつも機嫌の良い人でありたい。
そんなおじいちゃんに、私はなりたい(^○^)
何があっても、ちょっとやそっとのことで心に波風が立たないように。
今日も自律神経を整えて、言い方に注意を払おう。
これはある意味、終わりのない鍛錬なのかもしれません。
以下、参考文献
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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