【ランニングあれこれ】夢かマボロシか 大会が開催されることは当たり前ではないことを忘れない

「マラソン大会って、いいなぁ~」

2021年。

まだコロナ禍で各地のマラソン大会が自粛される中、都市型マラソンとしてはひと足先に再開された、地元の「金沢マラソン」

参加されたみなさん、覚えてますか?

それまで毎年開催されることが当たり前に思えた大会が、数年間中止となって、私たちランナーのフラストレーションが限界まで高まっていた頃。

走りたくても、走れない。そんな時がありましたよね。

久しぶりに公式のレースで大勢のランナーさんたちといっしょに走れたあの爽快感、解放感、私も思い出すだけで胸が熱くなります。

そして翌2022年も無事に開催、今年の本大会までもあと100日を切ったところ。

今年、さまざまな制限が解除され、周りを見渡せば、毎週末全国各地で様々なマラソン大会が再開されるようになりました。

「日程のかぶっているレース、どっちにエントリーしよう?」

なんて、ぜいたくな悩みが復活している方も多いのではないでしょうか。

SNSも賑やかで、ランナーさんの大会の投稿を見ていると刺激を受けます。

そうか。

世界は、元に戻った。

そんなことすらもう考える人がいないくらい、「あの数年はいったい何だったのか?」状態。

あれだけ躍起になっていた、検温やマスクや手指消毒やソーシャルディスタンスは?

もう誰も気にしていませんよね。

なんだあれらは、夢かマボロシか。

誰も思い出したくないのか、忘れてしまっているのか。

なんだか、キツネにつままれているような、世にも奇妙な感覚

だけど、恐ろしいウィルスが世界で蔓延していたこと、そしてそれで命を落とした方もいたことは事実。

それらをけっして忘れてはいけないものの、前を向いて進んでいかないといけない。

そして、毎年季節がめぐると自動的に開催されると思っていたイベントは、次回はないかもしれない、もしかすると延期になるかもしれない。

何が起こるか分からない時代、といったら雑ですけれども、本当にそうだと思うのです。

再び人類にとっての未曾有の危機が、いつ訪れるかはわからない。

簡単に「また来年(^○^)」なんて考えていると、もう体験できないかもしれない。

自分自身も、年齢を重ねて、生活環境も変わるかもしれませんし、次回は今現在と同じようなパフォーマンスを発揮できるとは限らない。

だからこそ、今、一瞬一瞬、一回一回の大会を存分に味わいたいと思うのです。

捨てて良いレースなんてひとつもないし、毎度「これが最後かもしれない」と思って臨もう。

もっと気持ちを「今」に置こう。

私は私のできることに、集中しよう。

えいえいおー!

というわけで、私はまずは9月の「丹後100kmウルトラマラソン」に注力します。

今日も動く身体、自由に走れる環境に感謝。

ありがた~く、走らせていただきます(^-^人)

当たり前を当たり前と思わず、日々こんな気持ちで過ごしたいものです。

こんなふうに、たまに自分で自分の襟を正さないと、だらけてしまうんですよね!

おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫

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